ヒュー

カッコーの巣の上でのヒューのレビュー・感想・評価

カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)
4.4
アカデミー賞主要5部門を総獲りした不朽の名作を遂に鑑賞。ストーリーもジャック・ニコルソンも最高すぎんか…。

刑務所の労働から逃れるために狂ったふりをして精神病院に送られてきたマクマーフィーとそこに入院している24時間束縛された患者たちの"自由"への憧憬と戦い。
いや〜名作と称されるのも納得の出来。施設での友情や遊んでいるところなどは観ててとにかく微笑ましかったけどその一方で自由のためにラチェット婦長に抗う姿やジャック・ニコルソンの多彩な感情表現は中々響くものがあった。みんなで船に乗って釣りをするシーンが特に好きでした。笑顔が皆素晴らしく勇気を貰える。
上記のジャック・ニコルソンだけでなく鬼婦長ルイーズ・フレッチャーの冷たい演技もお見事。若きクリストファー・ロイドも出ててびっくりしました。今作がデビュー作なんですね。

心に染みるいい作品でした。
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