ゆず塩

カッコーの巣の上でのゆず塩のネタバレレビュー・内容・結末

カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

【あらすじ:精神異常を装って刑務所入りを逃れようとした男が精神病院に入れられる。病院での管理体制に反発する話】

反発する話。
反発させて相手を困らせたいのかな…。
自分には、状況設定と主人公の考えてる事や目的がよくわからなかった。
反発するのはいいけど、逃げ出そうとして逃げなかったりしてて。
逃げたいのか、ただ困らせたいのか、なんだかよくわからなかった。

【テーマ:反管理体制】
1960年代の精神科医療に対する問題提起なのかな。
その当時のことがわからないからなのか、ついていけなかった。
ロボトミー手術とか知らないしな。

管理者というものが悪っぽいけど。
そんなに悪と見えないかったから、よくわからなかった。
マクマーフィーがおかしいのか、看護師長がおかしいのか。
看護師長のやろうとしている事が自分には別に悪には感じなくて(電気ショックとか、ロボトミー手術は人権無視してるから問題だけど)。

【その他】
管理体制に対して反発する気持ちが分からないから、マクマーフィーに感情移入できなかった気がする。ただの迷惑な人に見えた。
脱走したくても脱走できない、という映画でもないし……。

最後、看護師長を殺そうとしてるから、何かしら罰があるのは当然だし。ロボトミーは、ダメだけど。

精神病院にいる人達に人権がないように見えるのかな。
まぁ、無いかもしれないけど。
マクマーフィーはどう見てたんだろう?
「こいつらに自由はないのか?」と、疑問に思ってたのか。

最後にチーフが逃げる所は気持ちよかったけど。
でも、うーん。

マクマーフィーが寝落ちして脱出失敗はおバカだし。
その前の騒いでる所でも、隣で職員が寝てたり、当直の看護師も来ないしで……なぜ誰も気が付かない!?
一回は変だと思って看護師来てるじゃん!
どんな世界なのかよく分からなかった。
ゆず塩

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