yumiko

カッコーの巣の上でのyumikoのネタバレレビュー・内容・結末

カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

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ずっと観てみたかったんだー。

刑務所から精神科の病院にやってきたマクマーフィー(ジャック・ニコルソン)のお話。窓に鉄格子のついた病院に入院している患者は多数いて、看護婦長のラチェッドの例外を許さない厳しい管理のもと暮らしていた。

穏やかだが高圧的な婦長のやり方に抵抗するマクマーフィーに、患者仲間はいつしか賛同するようになり、みんなで抜け出して釣りに出かけてしまったり。でもみんな、楽しそう。

ネイティブ・アメリカンの通称チーフにバスケを教えてあげるシーンは好き!

脱出を諦めないマクマーフィーはクリスマスの夜、当直の警備員タークル(「シャイニング」の、ミスターハロランじゃん!!とテンション上がる)を買収し女の子を連れ込みどんちゃん騒ぎをするの。そして、チーフと脱出しようとするが…

患者仲間の顔ぶれがいいですねー!
ダニー・テビートにクリストファー・ロイド(デビュー作なんだって)も良いんだけど、「ゴースト」の地下鉄のお化けの人も見つけたー。決して動じない婦長役のルイーズ・フレッチャーも良かったです!怖かったー。

クリスマスの騒ぎの後が、ちょっと切ない。
吃音のビリーは憧れのキャンディと一夜を過ごし、みんなから拍手された時、一瞬吃音が治ってたような…
でも、お母さんにこの事を報告すると言われてから動揺するの。そして…

チーフの取った行動には心打たれます。解放してあげるの。
そして、最後に、チーフがあれを持ち上げるの。すごーい!と応援してる自分。
ラストシーンはとっても良かったけど、切なかったー。

ジャック・ニコルソンの圧倒的な演技と、脇を固める俳優陣と、興味深い展開で、あっという間でした。良かったー。
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