ピロシキNo10

カッコーの巣の上でのピロシキNo10のレビュー・感想・評価

カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)
4.0
30年振りで鑑賞。

ロボトミーが、普通に行われていた頃のハナシ。
治療者側が、患者の人格を破壊する権利を当たり前に持っていた時代。
やだねー。

精神病を装い、ウマイ事狙った主人公が、精神病と言う枠の中に取り込まれてしまい、外科的処置をされてしまう。

治療者と患者のギャップが、時代的なモノなのか、痛ましい。

ネタ自体は古いが、全く古びていない。
各キャストの芸達者ぶりも見事。