湯上がり太郎

カッコーの巣の上での湯上がり太郎のネタバレレビュー・内容・結末

カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

辛すぎる……。あんなに抵抗してもやめなかったのが友情の証。でもそれが友情なんて辛すぎる。
冒頭の景色と鳥の鳴き声で一気に引き込まれて、これで始まるセンス好き〜と思ったけど、心地よかったのは冒頭くらいなもんで、あとはマクマーフィがどれだけ痛快にやってくれても、支配者婦長が定期的に出てくるからかなり陰鬱だった。
婦長は想像力と愛はないが極悪人ではない。極悪人ではないけどそのわかってなさが恐ろしい…。患者とは話してるようで全然対話になっていない。婦長含めて看護師たちがほぼ笑わないのが演出的には大正解なのだろうけどもうほんとに胸糞でした。とはいえ相手してるのが例えばマクマーフィとか犯罪歴のある人間も含んでることも念頭に置いとかないといけない。
後味悪ぅ。寝る前に見る映画じゃなかったな…。ミニオンでも観て立ち直ろう。
湯上がり太郎

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