ぼむ

カッコーの巣の上でのぼむのレビュー・感想・評価

カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)
4.0
なんとも予想外で衝撃的なラストだった。
規律正しい精神病院に入院したマクマーフィはいわゆる反乱分子。しかし他の患者は次第に彼に傾倒していく。
規律順守かそれとも人間らしさかということを考えさせられる作品だが、ベトナム戦争直後の1975年のアメリカという時代背景も大きく影響しているだろう。
またタイトルの『カッコーの巣の上で』は何を意味するのだろう。マクマーフィはカッコーのヒナなのか。
全てを理解したと言い難いが、今後何度でも繰り返し観たい非常に素晴らしい作品だった。
欲を言えば前半はもう少し短くして欲しい。
ぼむ

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