ボギーパパ

ゴヤの名画と優しい泥棒のボギーパパのレビュー・感想・評価

ゴヤの名画と優しい泥棒(2020年製作の映画)
3.5
劇場2022-22 TCシャンテ

Based on true story.
1961年、ゴヤの名画が盗まれた。盗んだのは?その背景には?という事を描いた作品。

主人公は戯曲作家(未満)のケンプトンおじさん。このおじさんの台詞回しと佇まいが、演劇人風であり、この作品を舞台化すればかなりの良作になるのではないかと、率直な感想。そもそもの名画泥棒をしたのは・・・だが、その理由が本作邦題に込められている。

そして、本作ストーリーは家族のお話として展開。中でもやはり圧倒的な存在感を示したのは妻・ドロシーを演じたヘレン・ミレン。最初は分からなかったほど、疲れた老妻を演じている。これかなりの名演ではないでしょうか。

ニューキャッスル、ロンドンの当時の雰囲気もしっかり描かれていつつ、家族の綾をしっとりと表現しており、また上映時間も適切な心地よい作品でした。

BBC、遅いぞ対応が!あっもっと酷い国もありました・・・😢
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