劇場2022-22 TCシャンテ
Based on true story.
1961年、ゴヤの名画が盗まれた。盗んだのは?その背景には?という事を描いた作品。
主人公は戯曲作家(未満)のケンプトンおじさん。このおじさんの台詞回しと佇まいが、演劇人風であり、この作品を舞台化すればかなりの良作になるのではないかと、率直な感想。そもそもの名画泥棒をしたのは・・・だが、その理由が本作邦題に込められている。
そして、本作ストーリーは家族のお話として展開。中でもやはり圧倒的な存在感を示したのは妻・ドロシーを演じたヘレン・ミレン。最初は分からなかったほど、疲れた老妻を演じている。これかなりの名演ではないでしょうか。
ニューキャッスル、ロンドンの当時の雰囲気もしっかり描かれていつつ、家族の綾をしっとりと表現しており、また上映時間も適切な心地よい作品でした。
BBC、遅いぞ対応が!あっもっと酷い国もありました・・・😢