このレビューはネタバレを含みます
各カップルの日常から、男女の持つどうしようもなさみたいなものを描いていて、ああわかる〜と思うところがしばしば…
お米の描写から、女性陣の日常生活やキャラクターが浮かんでくるのが良かった。
風俗嬢のお姉さんが自分で握ったおにぎりを持っていたのも、後半の事情が明らかになると、なるほどだからか〜と納得したり。
カップルがどう過ごしてるかなんて本人たちしか基本は知り得ないけど、どこもなんだかんだでそれぞれ悩みを抱えているんだなぁと思った。書き割りのシーンでも、演劇らしさを感じつつも、同一線上の世界で皆生きているんだなと妙に腑に落ちたという。
あ、前田敦子と伊藤万理華の演技が好きだった。