お米を買いに行く女、お米を研ぐ女、パックのご飯で済ませる女、作ってきたおにぎりを食べる女。お米でその人の生活とか性格とかがなんとなく見えてくる感じが面白かった。
4組の男女、場面がどんどん切り替わってじわじわとそれぞれの時間が進んでいく(戻ったりもする)構成も、なんか新しくて面白かった。
誰と付き合っても根本的に男は変わらないし、女は女で同じことを繰り返すし…エンドロールに入りかけて、これで終わり?!何も超越してなくない?!となってからのあの展開も面白かった。
最後は映画というより演劇の舞台を見てる感覚で面白かった。
感想が全部「面白かった」になってしまうけどほんとに面白かった。
当たり前ではあるけど、考え方を変えてみたり、たった一瞬の判断でする行動とか言葉の選択で人生って変わるし、それによってもっと超越したところへ行けるのかもしれない。
そしてなんでかわからないけど自分が女でいることに前向きになれた気がする。