S510

ボイリング・ポイント/沸騰のS510のネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

海外ドラマERの生放送回のような緊張感とスピード展開を求めていたので、主人公を含むメソメソターンが鬱陶しい上に拍子抜けで、登場人物の言動にストレスを感じる映画だった。
アレルギーの彼女と彼氏さんが可哀想すぎる。主人公以外のメインを担当している厨房の2人も気の毒で仕方なかった。パティシエの2人は女性が有能な上にとても優しくて、そこだけは心が温まった。評論家の女性も至極まともな感性の人で安心した。
清掃係の男もクソだが主人公は責任ある立場なのだから更にクソで、ラストは気絶したのか何なのか分からなかったが、あのまま死んだとしたら責任取れて良かったんじゃないかとすら思った。エンドロール後のインスタ用のセルフィーがとても皮肉に感じた。

実写版ワンピースでサンジくんを演じるタズさん目当てでもあったので、もうちょっとカクテル作りなどのシーンも見たかった。
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