マイケル・ベイによる、『アンストッパブル』や『スピード』の系譜にあるアクション。
かつソリッドシチュエーション要素もある。
『ペイン&ゲイン』とかそうだけど、シリアスさと緊張感を失わないまま変な笑いを入れてくるベイ演出、良いな〜。
あの緊迫した状況でクリストファー・クロスのまったりムードな"sailing"を兄弟2人で歌うシーンのやけっぱち具合とか本当に好き。
ジェイク・ギレンホールの手下のアホのアホ行動とかもアホで好き。
そこに「かつて信じあった擬似家族の崩壊」という苦味も入っていてシマリもある。
最後は無理やりハッピーエンドに持ってった感じだけど、アクション極振り作品だし、気にするだけ野暮かな。