監督:マイケルベイ、主演:ジェイク・ギレンホール。
そんなの普通に考えてみれば、面白くないなんてことはないでしょう（笑）
なんて、思って観ていましたが…。
私の観たかった作品ではありませんでした💦
うーん…、何が気に入らなかったのだろう…。
マイケルベイならではのアクションシーン満載で、ありとあらゆるものを破壊しまくるド派手な絵面は、この映画が劇場のスクリーンに向いていることを物語っているし、ガンアクションもとにかくクール！銀行強盗とSISやLAPDとの銃撃戦も良かった。
タイトルにもなっているアンビュランス（＝救急車）の中での緊張感溢れる展開もハラハラ出来た。
逃亡する救急車と、それを追いかけるパトカーのカーチェイスも迫力あった。
それなのに何故…。
実は、この作品のメイキングの中で、マイケルベイ本人は、人間ドラマを見せたかったと言っていた。
ハイハイ、これでーす。
私が気に入らなかった理由は脚本の部分でした。
アクションでもミステリーでも映画はテンポが大切だと思っています。それに加えて「緊張」と「緩和」も。
この映画のドラマ部分は緊張と緩和と緩和と緩和と…で、なんだか良いムードになってきていたのに台無しにするおふざけシーンがダラダラと続く。そして、また心拍数を上げてくれるような場面が出てきたと思ったらどうでもいいドラマシーンが差し込まれる…。
もう、観ていて後半は疲れてしまい、もはや早く終わらないかな〜なんて感じる始末。
本来ならスコアも2点の前半かななんて思いましたが、前半の銀行強盗シーンやLAPDの部長さんが、なかなかイイ味出していたので、ほんの少し加点してみました。
それでも、後半は全てがもたもたしていたように感じてしまい苦痛でした。
期待して観ただけに残念😢
あえて、今回は作品のあらすじを描きませんでしたが、その理由はこのモヤモヤした理由がストーリーの支離滅裂さにあるため、ツッコミどころ満載な内容に、ネタバレ必至なことを書いてしまう恐れがあったからです。
とは言え、マイケルベイのド派手なアクションシーンでスカッとしたい方にはオススメです。
