幸不幸は、どの時代でも一瞬にして変わる、ましてや幼く人の愛、情が失く育ったエンジェルのように、言われるままにしかならず悲しい。人を疑って生きて来た人間にとってみれば、人の親切、愛情というものが判るには時間が掛かる。それは多くの尊い犠牲を払ったからに違いない。

Abigil CowenとNina Dobrevが出演しているということで鑑賞。見始めてみると内容としてはクリスチャン映画。
1850年代のゴールドラッシュ時代のカリフォルニアで幼少期から娼婦として働いているエンジェルが、神様なんていないと信じていたが、信仰心の強いマイケルと出会い、何度も彼女を救い、無条件の愛情を受けていく中で、エンジェル自身が変化し、最終的に自身と同じ経験をした少女たちを救うための学校を運営するまでにいたるという物語。
だいぶ宗教色の強い作品だったが、まあ勧善懲悪・因果応報的な内容ではあるので、見る分にはスッキリするし、ラブストーリーを見たいのであればいいのかも。

エンジェルが意味わかんなすぎてイライラする。逃げすぎ。マイケルは待ちすぎ。