ずどこんちょ

極主夫道 ザ・シネマのずどこんちょのレビュー・感想・評価

極主夫道 ザ・シネマ(2022年製作の映画)
2.4
連ドラから見てきて、雰囲気はそのままに劇場版となりました。
相変わらずのゆるいコメディです。若干のアドリブも入ったやり取りで、俳優たちも面白がりながら演じている感じがします。連ドラ分の時間を経た空気感です。

黒田家に突然現れた小さな男の子。
家事と地域貢献のみならず、今度の龍は小さな子供の子育てにも奮闘していくことになるのです。
玄関先に置いてかれていた男の子をそのまま預かって、しかも勝手に名付けまでして育ててしまう非常識感がどうにも許容できないのですが、そんな男の子との交流を通して、龍や美久らはより一層家族の深みや温かさを感じていくのです。
しかもそこに新しい反社組織が現れて、地域の安全が再び脅かされることとなります。
と言っても、本作で登場する吉田鋼太郎演じる近藤はコミカルで声だけが大きい組長なのですが。

正面から向き合って真剣に見るようなものではありません。体の力を抜いて、仕事終わりにダラダラと見るのに丁度良い脱力系コメディです。そういうのが見たい時はぜひ。