どろがめ

ネイビーシールズ ローグ・ネイションのどろがめのレビュー・感想・評価

3.4
邦題もジャケットもb級感漂うが、疑似ワンカットで戦場を駆け抜ける意欲作。
ストーリーは無いようなもので襲ってくる敵から捕虜を守り抜けというもの。そのためほぼ全編が銃撃戦で、銃弾一発も無駄に出来ないようなリアルな緊迫感は一見の価値あり。
しかし、いかんせんアクションとしての決めが弱く、ずっと同じような絵面が続くので少し退屈してしまうのも正直なところ。もっと面白い見せ方があったらザ・レイドのようになれたのかなとも思った。
そしてスコット・アドキンス主演だからいつものような格闘アクションを期待していたが、本作はリアル志向なためアドキンス濃度は薄め。一応ボスとのタイマンもあるが、寝技重視の戦いとなった。まあそれはそれで良いが。
あとは最後捕虜とあーだこーだ言い合うのはマジでどうでもよかった。