裁判か何かで戦う映画かと思ってたから、去ることを選んだのにはじめはびっくりした🫢
後半、時間のリミットが近づくにつれ焦っていく様子がリアルで、基本的に会話劇な静かな映画だけど心に残る作品でした
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まさかの2000年代。ほぼほぼ女たちの会話しかないけど、置かれてる環境や村の風習、女の立場などは会話から読み取れる。これまで疑いもせずそう信じてきたとはいえ、理不尽を当たり前に受け入れる姿勢なんかも…
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テーマは暗いが、色々な考え方が出てきてよかった。
話し合いの中で、女性に暴力を振るっても良いという根底がある教育をされた男性も被害者であり、赦すという選択を強いた女性も加害者になりうるというのが出…
女性たちが心も体も傷ついてるのに泣かずに笑っているのが観ていてとても辛かった…
ほぼ室内の会話劇をこれだけ引き込まれたのは12人の怒れる男以来かも…
加害者男性の顔が一人も映らない作りもすごい
オー…
昔の話かと思っていたら2010年くらいの設定で驚いた。近代化以前の暮らしを維持している集落があることは知っていたものの、現代のオブジェクトが出てくるまで気づかないほど、集落の規律は徹底している。これ…
>>続きを読む性犯罪が常習的に起きる集落で、女性たちが今後の身の振り方を話し合う話。
話し合いがどこに着地するのか、彼女たちがどうなるのか、が気になり、惹きつけられた。小さいコミュニティの閉塞感、それを打破しよ…
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ボリビアのプロテスタントの一派たちが暮らす村で2005年〜2009年に実際に起きた事件が元になっていることにまず驚く。
3歳から65歳の女性が家畜用の鎮静剤を打たれ、レイプされ、悪魔のせいだと思い込…
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強姦・暴行された挙げ句「悪魔の仕業」や「気を引くための作り話」で片付けられ、教育の機会を与えられず、思考と意見を許可されず…そうやって代々奪われ続けてきた女たちが対話を通じて主体性を取り戻そうとする…
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