ヘビーである。
途中途中でインサートされる暴力シーンに毎回ショックを受ける。
そして中盤、彼女達の置かれている環境と時代に更にショックを受けるのだ。
作中でも言及されているが、少年達を未来の暴力男…
女性が学ぶことを奪われ、意志を持つことを許されない恐ろしい村がそう遠くない時代にあったのか。などと思って観ていると、「そう遠くない」どころか紛れもなく「現代」の話であることが分かってゾッとさせられま…
>>続きを読む基になったボリビアの事件が起きたのは2004年〜2009年と知って愕然とした。
女だからという理由で読み書きを教えてもらえず思考を許されず発言を無視される人がこの世界にはまだたくさんいる。自分も含め…
このレビューはネタバレを含みます
ボリビアのプロテスタントの一派たちが暮らす村で2005年〜2009年に実際に起きた事件が元になっていることにまず驚く。
3歳から65歳の女性が家畜用の鎮静剤を打たれ、レイプされ、悪魔のせいだと思い込…
このレビューはネタバレを含みます
見た後に色々と言いたくなる良作
実際の事件では発覚後コミュニティのリーダーが"寝ている時に起きたことだから精神的被害はないはず"と言っていてここの男はどこまでも阿呆なのかと思ってしまう
それでも映…
素晴らしかった。
共同体に根ざす家父長制を問題にしつつも、信仰を原理に、共同性を作り出す。会話において。
それは理念の水準でもそうであるし、女性たちが自らの生を肯定し連帯するときもそうである。
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