ひよこのこ

ウーマン・トーキング 私たちの選択のひよこのこのレビュー・感想・評価

4.0
尊厳、信仰、子どもという未来。
閉鎖的な共同体で、
暴力にさらされてきた女性たちが
赦す・戦う・去るのどれを選択するかについて
話し合う104分。
タイトルとあらすじから、男性社会との対峙を描く
フェミニズム映画かと思いきや
me too運動に連なる系譜の中でも1、2歩先の
未来の地平を見据えたウーマン・エンパワーメント
作品だった。

男性を危険分子として扱う一方、
被害者としての視点を持つ配慮もあり
教育の重要性から説いているのも大きなポイント。
もはや性別は関係ない。民主主義国家に生きる
誰もが観るべき一作。

▶︎6/2(Fri)渋谷ホワイトシネクイント他全国公開🎬
ひよこのこ

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