MasaHagino

ウーマン・トーキング 私たちの選択のMasaHaginoのネタバレレビュー・内容・結末

4.1

このレビューはネタバレを含みます

人間の尊厳と愛と暴力と赦しのお話だと理解した。2010年代が舞台なのが信じられないこのストーリーが、今の人々の思考に与えるエッセンスは沢山ありそう。逆に、宗教は救いでありつつその解釈によっては人を苦しめていそうだとも感じた。
デイドリームビリーバー、そして最後の雨音。先行きはそう明るい話ばかりじゃないのも想像できる。心身の安全のために闘わざるを得ないのが現実だと心に刻んだ。自分がミソジニー的な思考になるとき、この作品を見返そうと思う。
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