カレン

ウーマン・トーキング 私たちの選択のカレンのレビュー・感想・評価

3.9
ウーマン·トーキング
全編を通して女性たちの話す言葉が中心です👩👱👧
子供から60歳以上までの女性たちです。

古い宗教のしきたりのもと、コミュニティを作って暮らしていた女性たちの身に大変なことが起こりました。

字が読めなくても、彼女たちは畑を耕し、神の教えを信じて幸せに暮らしていたのに

しかしある時を境に、彼女たちは難しい決断を迫られる事になりました。

さあ!
ウーマントーキング
の始まり!

学問もない女性たちが
話し合う、そう話す、話す

長い間、聖書の教えに忠実に生きてきた女性たちが

2010年とは思えない
前近代的な村に住む女性たちが
下した決断は
とった行動は…

これはボリビアの村で実際に起こった事件をもとに本が書かれ、映画化にいたりました。
メノナイト…キリスト教のプロテスタントから派生した宗教です。
住人たちはその教えを盲目的に信じて生きてきました。

知識も経験もない女性たちが、初めてきちんとした話し合い﹙会議といってもいいのか﹚を持ち意見をまとめていく段階が、非常に面白かったです😌

もしかしたら、長い歴史の中で女性たちが歩んできた事柄を短い間に象徴しているみたいだと
私は思いました。

「神はお許し下さるでしょうか」
大丈夫です。
解釈次第でどうにでもなる宗教よりも、法律を信じるべきだと私は思います。
カレン

カレン