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ウーマン・トーキング 私たちの選択のペインのレビュー・感想・評価

3.0
『アウェイ・フロム・ハー』『テイク・ディス・ワルツ』等々、女優だけでなく監督として重量級の傑作放つサラ・ポーリー御大新作。

“『ドーン・オブ・ザ・デッド』(※ジェームズ・ガン脚本)の主演女優”として何かと紹介されがちですが、最近久々に観返したテリー・ギリアムの快作『バロン』に子役としても出ていてたり、容姿端麗で才能溢れる“ウーマン”だ。ちなみに本作の原題は、正確には“Woman(ウーマン)”ではなく“Women(ウィメン)”である

そんな本作、諸々のディテールが“正しさ”によって構築された実に品行方正で“正しい”映画であることは確か。ただ正直、それらが“映画としての面白さ、魅力”にまでは直結し切れていない感もあった…。限定空間を生かした会話劇(※ザックリとした括り過ぎますが)で、好きなものは沢山あるが、お世辞にも本作が『十二人の怒れる男』や『ヘイトフル・エイト』に比肩するようなユニークな作品かと言われたらそれはNOと言わざるを得ない🎙️

とりあえず未見だった監督の前作『物語る私たち』(※監督作がどれもこれも未配信で、その手の届きにくい感じもより作品価値を高めているようにも思う)を観たいと思う🔎
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