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ウーマン・トーキング 私たちの選択のspicaのレビュー・感想・評価

4.0
サラ・ポーリー。「死ぬまでにしたい10のこと」がとてもよかったので、それは主演なのに監督もしたと思い込んで、見ることにした。
それ以外の予備知識なしで見始めたので、村の男性の酷さ、学校にも行けず文字も教えてもらえない女性たちの姿、生活ぶりから、てっきり昔の話と思ったら、途中で2010年とわかり、ええーっとなり、映画評とかを読んで改めて見る。

悲惨な境遇に置かれた女性たちが、女性だけで話し合い、結論を出し、新たなスタートを切る。その話し合いの場面がほとんど全ての映画。いろいろな意見が出る。見ている自分もそこに参加している気持ちで見る(「出て行く」一択だったけど。映画と関係ないが、「残って戦う」を選べる人はすごいなぁといつも思う)。

次の世代のために、娘たち(息子たち)の世代が今の自分たちと同じ目に遭わないように、よりよく生きていけるよう、選択し、行動するということを自分の生きる指針にしたいものだ。
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