ゆのは

ウーマン・トーキング 私たちの選択のゆのはのレビュー・感想・評価

3.6
「ハリーポッター」
にハマってすっかり
感想を書き忘れていたが、
実話ベースでなかなか
見応えのある作品だった。

2010年、
キリスト教一派の村で起きた
連続レイプ事件を基に、
事件後2日間の女性たちの
話し合いを描いた
ヒューマンドラマ。

宗教に関しては
勉強不足で深いことは
分からないけど、
繊細な心情描写で
会話劇だけとは思えないほど
重くのしかかるストーリー。

信仰者として女性として、
そして人として
彼女たちが選んだ道とは。

村の男性だけが悪いのではなく、
その社会全体が招いた悲劇。
そう考えると
他人事ではない問題
であることに気づく。

それを「許した」社会。
「赦すこと」と
「許すこと」は異なる。

選択を迫られるん
じゃなくて
自ら選択することが
大切なんだ。

一見、マニアックな
テーマに感じられるが
普遍的な価値観を問い直す
ような作品だった。
ゆのは

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