あさ

ウーマン・トーキング 私たちの選択のあさのレビュー・感想・評価

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演出だと思うが全編通して暗くて重い。
現代の実話を元にしてるというのは恐ろしい話だ。

無宗教だし日本人の両親に
日本で育てられた自分で
価値観に違いがあるのか
討論を聞いてても
ハッと気付きを与えてくれるような話は
ほとんどなかったように感じた。

3つの意見を持つ各々の言い分はわかるしどの選択をとってもメリットデメリットは生じる。

というより必要なのは
この現状を広めていく等して
似たトラブルを今後起こさないための
対策だと思うが

彼女達の現状そんな事は
今決めている場合ではないし

この映画は事件を広めるために
作られたのかもしれないが
あった事を描いているだけで
後は自分で考えましょうと丸投げなのは
やさしくないんじゃないかと思った。


良い悪いという簡単な話ではないし
レイプ犯は加害者だし
暴行を受けた女性達は被害者なのは
間違いないのだが

情報が少なすぎて自分には

この環境を作り出してしまった
村に今まで関わったみんなが加害者であり
狂わされた被害者のようにも感じた。

然るべき公平な場所(そんなものあるのかわからないけど)を用意して
この村を今後どうしていったらいいのか
老若男女関係なくみんなで話し合うのが
理想なのではと自分は感じた。

なんだか全体的に疑問が残る。
あさ

あさ