Mia

ウーマン・トーキング 私たちの選択のMiaのネタバレレビュー・内容・結末

-

このレビューはネタバレを含みます


なんだろう。圧巻。

女性たちが納屋で話しているだけなのに
こんなにも緊張感があって、
全員演技とは思えない緊迫感。

全員で村を去るのか、残って戦うのか。
女性の数だけ意見はある。でも、目的は同じ。女性が守られる世界を作ること。
意見を出し合い、ぶつかり合い、結論を見つける。
そして、全員で村を去る。

女性に手を貸してくれたオーガストの気持ちはいつも女性に寄り添ってくれた。
きっと彼も辛い経験をしたはず。村に残り、死を選ばず青年たちの教育を使命として生きていてほしい。


2010年という最近の事件。
映画だからこそ描ける緊迫感。犯罪の描写なんて描かなくてもずっしり伝わる最悪の瞬間。
村の女性が気持ちをぶつけ合って、全ての女性のために戦った二日間。
この村の女性が、同じように苦しむ世界中の女性が、少しでも幸せになれますように。
Mia

Mia