（再鑑賞）
1度目は「どんな風に描かれているのだろう」と、恐る恐る観た。そして案の定、黙り込んでしまう私がいた。
今回はじっくりと、彼女たち1人1人に起こってきたことを考え直す。
…心身ともに痛みが走る。
ジェンダー、教育＆性教育、信仰、共同生活、医療、福祉、人権、法律、民主主義…
様々な視点から考えるのに相応しい映画だ。
削ぎ落とされた表現だからこそ深く考えさせられる。静かで落ち着いたトーンの中に女性たちの耐えてきたことや葛藤が浮かび上がる。
なぜ人間社会に「対話」が必要なのか。
その原点が突きつけられた気がした。
