面白いかどうかで語るなら面白くはない。
ただ、そう言うことでもない話だった。
特定の宗教内のコミュニティの話ということで閉ざされた環境を分かりやすく表現しているが、現代のあらゆるコミニティでも形を変えて発生しているのだろう。
許すことは受け入れることではない、という事や正しい許しについての議論は本で読みたかったかな。
根本的に祈りという行為に若干の猜疑心があるので彼女達の行動原理に乗れない部分も多々あった。
オナだけが理性主義的で世界を知っているという描写もちょいフェアではないかな…
とか思っていたら最後の一セリフで一気に展開してきてビックリした。
