香港

ウーマン・トーキング 私たちの選択の香港のレビュー・感想・評価

3.3
物語の中盤でデイドリームビリーバーと車のスピーカーから発する声の内容で、今作の設定が何年かが明確になる瞬間こそ、この作品の白眉だろう。

全体として撮影と構図に散漫な印象が残るので、作品としてのシャープさには欠けるのではないかと思うけど、ここで提示される決断と結末は、現代における映画が果たすべき仕事として大変に意味があると思う。

色んなキャラクターのいい顔が印象に残る作品だけど、ベン・ウィショーの泣き顔はその中でも際立って素晴らしい。
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