わかめ

ウーマン・トーキング 私たちの選択のわかめのネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

ボリビアのプロテスタントの一派たちが暮らす村で2005年〜2009年に実際に起きた事件が元になっていることにまず驚く。
3歳から65歳の女性が家畜用の鎮静剤を打たれ、レイプされ、悪魔のせいだと思い込まされていたという最悪すぎる事件。

この映画の設定も2010年だ。
村を出ていった女性たちが、出ていった先で無事に社会と順応し、安全に生きて行けることを祈ったが、実際の事件では女性たちは出ていけなかったようだ。胸が痛む。
私が生まれてからずっと信仰を持たず無神論者であるように、今まで信じていたものを捨てるのは本当に難しいことなのだろうと思う。

赦しと許可は違う、というセリフが心に残った。
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