大スターのポップシンガーと普通の数学教師が唐突に結婚したことから始まるラブコメディ。
なんかどこかで観たことあるような映画やドラマではありがちなシチュエーション、想定内なストーリー展開だったけれど、なんとなく疲れた時や重かったり難しい作品ノーサンキューな時に鑑賞するのにピッタリ。
作風がライトなわりに以外とテーマや根っこの部分はしっかりしているのも好感が持てる。
人生の失敗から学ぶ再生のためのチャレンジ、変化、自立、信頼などのメッセージがサラッと込められていて、恋愛や結婚についても一貫して俯瞰した語り口になってるところも良かった。
スーパースター、キャットのステージパフォーマンスシーンはいつものJ.Loそのまま。相変わらずエネルギッシュでパワフルでカッコいい。清々しいほど彼女ありきの作品だけど、プライベートのシーンで覗かせるキュートな姿が微笑ましい。
オーウェン・ウィルソン扮するチャーリーも素敵だったし娘の数学大会のエピソードも気持ちがギュッとなった。
GoTのサムことジョン・ブラッドリーがキャットのマネージャー役を好演してて、彼を久々に見れたのもちょっと嬉しかったな。
