ぽち

マリー・ミーのぽちのレビュー・感想・評価

マリー・ミー(2022年製作の映画)
3.0
超ストレートなロマコメ。
オープニングから10分ほどでラストまでわかってしまうほどの平凡な内容ではあるが、それを目的として割り切って観ると楽しめるロマコメ。

オーウェンはきめ細かい良い演技をしていたが、ジェニファーは力技って感じで今一つ。

子役のクロエ・コールマンは「ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り」など、最近よく目にするが魅力的で今後が楽しみだ。

原作マンガでは設定が全員もっと若くて、ヒロインもアイドル系の女の子。さすがに今作の50オーバーはちょっと高齢すぎる気もする。

いつの時代でも、ある一定数の需要がある王道のロマンスなので、それを承知で脳みそ空っぽにしてみると楽しめる作品。
見所はお犬様のタンクの可愛いやる気の無さだな。



余談。
原作未読だが、調べてみると絵柄だけは見ることが出来る。
このストーリーで原作が「漫画」というのがめずらしい。
まるで逆シンデレラ・コンプレックスの少女漫画のようなストーリー。

でも、そこに目を付けたのは女性監督の感性ということなのだろう。

「ガラスの仮面」の美内すずえが描きそうなストーリーだな。笑
ぽち

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