ゆかちん

マリー・ミーのゆかちんのレビュー・感想・評価

マリー・ミー(2022年製作の映画)
2.9
わかりやすい王道ラブコメ。

オーウェン・ウィルソン好きやし、最近ロキの白髪短髪のメビウス姿しか見てなかったから、久々に金髪長髪オーウェンを見たくなって。

そんなことにはならんやろみたいなツッコミ所は多々あるも、ジェニファー・ロペスの歌とオーウェン・ウィルソンのゆるふわ演技で満足できた!

出てくる人みんな良い人やし、安心して楽しめる作品で良かった。


世界的歌手カット(ジェニファー・ロペス)と彼女の恋人である音楽界の新星バスティアン(マルーマ)は、ファンの前で華々しく結婚式を挙げようとしていた。
しかし式の直前、バスティアンの浮気が発覚。失意の中ステージに登壇した彼女は、客席にいた見ず知らずの数学教師チャーリー(オーウェン・ウィルソン)を指名し、突然プロポーズするという驚きの行動に出るーーー。




ジェニファー・ロペスのDIVA感。
ライブの衣装は、ビヨンセやガガ様とかのイメージなんかな。

しかし、チャーリーはバスティアンの浮気発覚のこと知らんかったよな。なのに、あのカットのスピーチで、彼女が傷ついて婚約破棄しようとしてると悟ったてこと?
ファンでもないのにOKしてキスも受け入れたの、すごくないか?
傷ついている人を癒し、メンツを保ってあげようという気持ちからなのかな。
優しーな、おい。

元奥さん、こんなええ男から逃げたの?
なんとまあ勿体無い。

そして、それ見て娘も喜んでるのすごい笑。
娘はカットのファンやったみたいやけど笑。

娘役のクロエ・コールマン、最近見かける。ダンジョンズ&ドラゴンとか出てたよね。


カットのマネージャーや、チャーリーの同僚教師たち、いいキャラしてたなぁ。


オーウェン・ウィルソンやっぱいいな。
この人が出てくると、その場がゆるふわっと柔らかくなる。
コメディ作品はそれでハマるのは勿論やけど、シリアスな作品でもシリアスさを崩さないところもいいんよね。
チャーリーめちゃめちゃええ男やん。
先生としても良い。
まあ、その時はウザいかもしらんけどw、振り返ったら絶対ええ先生やったなぁてなるタイプ。


そんなことならんやろーなツッコミ所は多々あれど、カットとチャーリーが少しずつ会う時間を増やして惹かれ合っていく過程は丁寧に描かれていて良かった。

秒単位で仕事があり、プライベート含めて動画を撮ったりする有名人カットが、チャーリーたちと過ごすことで、段々普通の感覚になり、本来の自分として楽しんでいくのが良い。


チャーリーは、勇気を出して一歩踏み出して冒険することを
カットは、自分でできることは自分でしようと「お人形」状態から出る。

こういうプラスに影響し合える関係っていいね。


最後、TVショーを飛び出してピンヒールでチョコチョコ走りながら空港に向かい、行き当たりばったりでチャーリー達に会いに行こうとするところ良かった!

マネージャーさんやチャーリーの同僚のナイスサポートも良き。


最初は、ステージの上にいるカットと、フロアにいるチャーリーだったのに対し、
最後は、ステージの上にいるチャーリーと、フロアにいるカット。
マリーミーを持つのが逆。

そういう粋な演出も良かった!


そういえば、エンドロールのとき、カットが犬に餌をあげようとしたらワフって指まで咥えようとしたのに思わずびっくりしてるジェニファー・ロペスとオーウェン・ウィルソンたちは、あれは素なんかな。
微笑ましかった。


ノッティグヒルの恋人みたいな、
有名人と一般人の恋愛。

運命の相手とはいつ出逢えるのかわからないですね。

しかし、カットの婚約者、まだ20代の超新星スターてことで。
そんな彼と並んでも負けてないジェニファー・ロペスの迫力がすごいなってなった笑。

歌も良かったし、どんな衣装も似合ってて、やっぱ華のある人なんだなぁ〜と。


あと、アメリカのテレビ番組の司会者ジミー・ファロンがそのまま出てた!
ゆかちん

ゆかちん