増村保造が出演・監督する映画 61作品

太宰治の『斜陽』執筆75周年記念、というならもうちょっとなんとかならんかったんだろうか。 古いていねいな言葉づかいが良…

終戦直後の没落貴族を描いた太宰治「斜陽」をベースにしたマユ・ミヤモトとマサノブ・アンドウ主演作品。原作は一応既読。 …

母と娘、2人で慎ましく暮らす🤱 《毎日、言い聞かす》 母　「私達を捨てた父親に復讐するのよ」 　　「あの男は最低だ…

意外と良かったです！ 松竹が公式に期間限定でyoutubeに上げていたのを鑑賞しました！ ある若い女性の殺人事件が…

スリの美青年と富豪のお嬢様という身分の違う男女の純愛を描いた恋愛映画🧡増村保造による日本とイタリア合作。音楽はチプリア…

増村の映画として観ると明らかに物足りないし「何やってんだよこれ」となるが、なんか嫌いになれない映画だった。 盗人をやっ…

‪「曽根崎心中」‬ ‪冒頭、元禄一六年、大阪。仏像の積み重ねショット、二人の男女。七つの鐘。天満屋、女郎、二本の松の…

梶芽衣子でもう一本。賛否分かれそうなオーバーな演技演出だけど、私は好きでした。フルスロットルの演技とスピーディな編集を…

「おりんは誰の物にもならん、誰の助けも借りん。独りで生きるんじゃ！」 原田美枝子演じるおりんがとにかく素晴らしい…

増村保造監督作品！ ど❗️傑作でした！ 原田美枝子さん出演されてた『青春の殺人者』も良かったんですが本作は主演とい…

清水一行原作の小説を東京映画配給で実写映画化された社会派サスペンス映画。監督は「くちづけ」「青空娘」「兵隊ヤクザ」など…

新文芸坐・梶芽衣子特集。 場外馬券場かと見紛うようないイイ顔したオヤジ多数。 ここで注意しなくてはならないのはトイレ事…

★★★liked it 『悪名縄張荒らし』　増村保造監督 あくみょうしまあらし Bad Reputation: …

内容的には『悪名』『続悪名』のリメイクだ。 朝吉が勘当され、貞に出会い、やくざ達と戦い、やがて戦争に行くまでを描いてい…

変死を遂げた娘の捜査に乗り出した十手者（勝新太郎）が、人身売買をおこなっている闇の組織と、その元凶となっている勘定奉行…

勝新太郎のアナーキー捕物帳の第二弾はなんと天才増村保造監督です。勝新とは『兵隊やくざ』（1965年）でタッグを組んだこ…

三島由紀夫原作作品。 同名小説を増村保造監督がほぼ原作に忠実に映画化しました。 20代の若く美しい女性麗子。 ある日…

女性患者（黒沢のり子）の不感症を治療する精神科医（細川俊之）が、彼女の深層心理に潜んでいる異常性愛を見抜いていく。三島…

シリーズ９作目 ３作目と同じタイトルなので此方は「新・兵隊やくざ 火線」となっている🔥 勝新ファンを自認しながら…

DVDでソフト化されていないため、今となってはほぼ幻の兵隊やくざシリーズの第9作目の『新・兵隊やくざ 火線』をこの度や…

くだらねえとつぶやいて 醒めたつらして歩く いつの日か輝くだろう あふれる熱い涙 いつまでも続くのか 吐き…

普通ならブルースウィリスを見たいとこだけど無料お試し期間が終わるのでラストに見よう大映作品シリーズ きのう夜、もとの…

ひょっとしてひょっとする これ名作でしょ 渥美マリさん凄い なんか最初から最後まで怒りまくってる 邦画あるあるのセリ…

渥美マリと増村保造がタッグを組んだ「軟体動物シリーズ」第2弾。ほかには「いそぎんちゃく」なんかあれど増村はこれと「しび…

ヤバいヤバい！！ 渥美マリさんの代表作だ！これは！！ エロじゃないか！と言われる作品ですが断じてエロではありません！…

「乳首は見せないわよ、だって私女優だもん」そんな渥美マリのせりふが聞こえてきそうな快作。 監督の増村はこれでもかとエ…

前から見たかった増村保造と勝新のコラボ作品。 原作は黒岩重吾。 黒岩重吾は古代史の随筆と小説がお気に入り。 本作の原…

1970年 都電の角筈線が廃止になった その都電跡の新宿ゴールデン街入口から勝新太郎が走って逃げる 逃げた先は…

ここ数日続けた渥美マリさん劇場！！ これがスターEXチャンネルとしての渥美マリ作品ラストになります 大学生の恋人田…

平凡な水商売サクセスストーリーだが、ギリギリ残っていた東京の花街の風情など、貴重な映像や風習などを見ることが出来る作品…

1000レビュー目はキリ番にちなんで、何にしようかと思案に思案を重ねました。 大映映画、若尾文子に京マチ子、増村保造監…

川端康成原作のため、冒頭に「ノーベル文学賞受賞記念」のテロップあり。 鐘がなる鎌倉の寺が、オープニング場面。 若尾…

昭和らしい異常な世界観の映画。原作の序盤の最初の犠牲者のエピソードだそうです。この時代の邦画の大袈裟な演技とコンプラ等…

今年最後のレビューはこちら 原作は江戸川乱歩さん キャストほぼ3人 島アキ（緑魔子さん）・・・ヌードモデル 蘇父道…

ジャケット写真からどんな作品かと想像が膨らんでいたけれど、こんな作品に浅丘ルリ子が出演していたのに驚いた。 自由奔放で…

増村のベストか？というレベルで凄まじい傑作。 浅丘ルリ子が一見、完全メンヘラくそビッチなのであるが、「男が同じ立場なら…

陸上選手の育成に励んでいる熱血コーチ（緒形拳）が、両性具有の診断結果を受けた選手（大楠道代）を支援していく。セクシャリ…

フォロワーさんのレビューからレンタル💿 やっと届きました😀 増村保造 監督作品 スプリンターと謳われなが…

ボウリング場で出会ったヤクザに一服盛られ強姦された芳子は自身のヌード写真を盾に監禁され美人局も強要されてしまう。必死の…

緑魔子祭り 「田宮二郎 in 大悪党」というから、てっきり田宮二郎が大悪党だと思ったら…と思ったら…と思ったら… …

増村保造×若尾文子。 ゴールデンコンビといってもいいこの組み合わせで作られた20本のうち、今作は19本目にあたる。大映…

「濡れた二人」 冒頭、ここは小さな港町。哲也と万里子、漁船、電報、離縁、旅行計画、荒れ狂う欲望の渦、女が獣に変わる時…

初見は池袋・新文芸坐（2013年2月）、10年ぶりに鑑賞🎥 増村保造監督×若尾文子主演の映画だが、少年の性のめざめを描…

監督は増村保造、主演は若尾文子、、、ではないような インパクトでは松尾嘉代、中心となる視点でいうと長男の少年(内田善郎…

この頃～60年代中盤以降～増村は疾走感後退で代わりに“えぐ味”増量中につきそれほど好みではない。個人的には置いて行かれ…

2017年最初の鑑賞作。角川シネマ新宿で開催の溝口健二・増村保造映画祭─変貌する女たち─にて鑑賞。狙ったわけではなく帰…

【主なキャスト】 * 塩沢（小料理屋の主人）：市川雷蔵 * 圭子：野川由美子 * 前田（木村組幹部）：成田三樹夫　　 …

1967年公開。市川雷蔵主演×森一生監督×宮川一夫撮影というラインナップで、しかも和製ノワールと聞けばもう観るしかない…

谷崎潤一郎原作。 中年男が若い娘の虜になって身を滅ぼしていくというお話は、スタンリー・キューブリック監督の『ロリータ』…

冴えない独身の中年男（小沢昭一）が、同棲相手の少女（大楠道代）を淑女に仕立て上げようとするのだが、次第に立場が逆転した…

有吉佐和子の小説「華岡青洲の妻」を新藤兼人の脚本で増村保造監督が映画化。 撮影は小林節雄。 音楽は林光。 (1967、…

1967年作品　監督は増村保造。若尾文子とは黄金コンビと言える。「卍」他若尾文子の数々の作品を手がけている。 　もち…

芸者小屋に売られてきた薄幸娘（若尾文子）が、背中に女郎蜘蛛の刺青を彫られたのを契機にして、したたかに生きるための術を体…

もういっそ気持ちいい位の邦画版「蜘蛛女」な若尾文子の悪女ぶりに、小便ちびりそうな痛快作。 増村の誇張された演出が、男女…

壮絶な生と性と、愛 万難を排してでも観るべき 作品の系譜に入れちゃう❗️ ここで描かれているのは……恐らく いや…

1940年頃、日中の戦争を経てアメリカとの開戦にまで至る少し前、中国の内部に侵攻した日本軍は中国の広大さに疲弊しつつあ…

戦前から戦中にかけて実在したスパイを養成する機関、陸軍中野学校での出来事を中心に戦争の狂気と悲劇を描いたサスペンス映画…

1966年　増村保造監督　シリーズで増村監督作品はこの1本だけだ。 戦前、戦中に存在したスパイ学校「陸軍中野学校」を…

地獄の天使 ストーリー 日中戦争が激しくなる中、西さくらは天津の陸軍病院に従軍看護師として配属される。毎日おびただ…

増村保造監督×若尾文子による戦争ドラマ。 日中戦争下の1939年。中国大陸の陸軍病院に派遣された従軍看護婦が、負傷兵…

てっきり戦争映画だと思っていたら戦時中の日本軍隊の中のゴタゴタ話。正直、話の内容が突出しているわけではないのにこれほど…

戦渦広がる昭和十八年、ソ連国境間際の関東軍兵舎に札付きのワル・大宮貴三郎(勝新太郎)が入隊する。指導役の上等兵・有田(…

増村保造監督＆若尾文子による。 日露戦争直前のとある小さな村。老人の妾であった女性が故郷に帰るが、村八分にされる。模…

『お前のおかげで 俺は普通の人間になれたんじゃ』 清作のこの言葉から 火の鳥未来編に… https://tez…

何だコレは？岸田今日子と若尾文子の演技が、コメディでありホラーである。死にたがりな変な映画。主演2人が情緒不安定で、美…

谷崎潤一郎の原作に最近手を出した。今までいろんな映像作品があったけど、ビジュアルにばかり気を取られて純粋に物語を味わう…

増村監督がこういう軽妙な喜劇を撮れることに驚き、内容もひたすら寸借詐欺師グループが法に抵触しない範囲で人を騙して金を稼…

曽我廼家明蝶が受験の口利きのお礼をせびりに訪問した家で、まず男2人が座り（女性は茶を入れている）そこのカットバックが長…

面白い！！！ 増村保造めちゃくちゃ面白い！！！ もっと見たい！ 黒シリーズ3作品の中では、最終作のコレが一番面白かった…

岡山の片田舎で不動産会社を経営する青年（田宮二郎）が、開発予定地の先買いを企んでいるゆすり屋（加東大介）と対峙する。新…

1964年　監督は増村保造。 　直木賞作家、黒岩重吾の「女の小箱」が原作 　岸田今日子と若尾文子のW主演作品「卍」と、…

これまでの作品に多くみられた「外連味」と、これ以降の作品に多くみられる「エグ味」が混ざった、いかにも“64年型増村”な…