加藤武が出演・監督する映画 119作品 - 3ページ目

本作は二部構成になっており、一部ではポツダム宣言を受諾するかどうかの、静かだがヒリヒリした閣議会議が続き、 二部では、…

日本のいちばん長い日 1945年ポツダム宣言の受諾を迫られた日本軍は本土決戦も覚悟の上で徹底抗戦を続けるか、日本国民…

人間の楽しみいうたら食うことと　これや 若き小沢昭一は古谷実の漫画に出てきそうな顔をしておるな。稲中顔。 スブやんの…

「エロ」を商品化して売りさばくおっさんの話。非合法な商売に身を置く人々の世間との闘い的な分かりやすい構図かなと思ったら…

国立の浪速大学医学部病院では退官する東教授の後継者争いで賑わっていた。東の教え子である財前、退官後の地位確保を狙う東の…

恥ずかしながら。山本薩夫監督作を実はあまり観ていない。今まで観ているのは「皇帝のいない八月」と「あゝ野麦峠」「氷点」。…

悪くはないけど、やっぱり成瀬の作品はこういうサスペンスより情感溢れるものが良い。 話はタイトルと序盤から察せられるよ…

ほとんど『パラサイト』みたいなストーリーで笑った。ガキと乗ったジェットコースター🎢の主観ショットが『ファミリープロット…

昭和１０年頃の岡山と会津を舞台にした青春映画。僕らの世代にリアルタイムな鈴木清順監督の映画というと「ツィゴイネルワイゼ…

　昭和10年ごろの備前、岡山。岡山中学の放課後に、1人の少年が上級生たちに呼び出され、女といたかどで詰問されるが、彼を…

2023年285本目 港町の小さな旅館・ベンボー亭の息子ジム(兎)は、急死した客の荷物から1枚の地図を見つけた。地主…

手塚治虫先生で「新宝島」という漫画の作品がありますが、それとは別物。スーティーブンソンの「宝島」を原作としているとの事…

仲代達矢主演の不倫サスペンス 仲代達矢は人妻淡島千景と不倫していて、お互い一緒になりたいんだけど上手い事離婚できそう…

ファーストカットグラサン達也がこちらを見ている。仲代達也の「笑い」が木霊する邦画サスペンスの傑作。堀川弘通にサスペンス…

三人の渡世人の生きざまを、秋・冬・春を舞台に綴るオムニバス。 それぞれの季節に合わせて、切なさ、厳しさ、大らかさを感じ…

東映なのに仲代達矢がでてくると東宝ぽい。3話のオムニバス映画。個人的にオムニバスは好きじゃない。笠原和夫が第一話を、中…

盲目ながらも居合斬りの達人である渡世人の生き様を描いた「座頭市」シリーズの第10弾。 勝新太郎が主演、坪内ミキ子、三木…

シリーズ第10作。印象薄め。どこと無くテレビドラマの様な軽さを感じてしまう。脚本と演出に基本フォーマット以上のものが見…

加賀まりこがヒールでカツカツ歩いてたら、そこはもうパリや。 キスはダメなものなのよ。という理由もちゃんとあったし、わ…

まるでヌーヴェルヴァーグ作品！ モダニスト中平康が撮った60sスタイルの援助交際物語。 港ヨコハマを舞台に 「…

豊臣家の財宝を潜ませている6人組のくノ一が、幕府老中により放たれた忍者たちと熾烈な戦いを繰り広げる。山田風太郎・著「外…

思ってた以上にエキセントリックで笑った。 これはもう忍術ではなく妖術では？ 老人から美女へ変身し、グリーンバックで…

「勇者のみ」 あのフランクシナトラが主演、監督という異色の戦争映画… いや、異色でもないか。 ガキの頃に深夜のテレ…

ネマヴェーラ渋谷「妄執・異形の人々」特集で。 「裸体」と同じく成沢昌茂脚本だが、ここで描かれるのは男の妄執と女の業。…

✔『おんなの渦と淵と流れ』（3.5p）及び　『四季の愛慾』（3.1p）『街燈』(3.1p)▶️▶️ 　中平康という名…

大阪の港区弁天町、交通科学館に子どもを連れて良く行った。 なかでも特急「こだま」の展示は、クリームの地色に赤のライン…

♯129ハイ閉店！ガラガラガラ 舞台は60年代の神奈川県 前半の主人公は、ナショナルシューズの 権藤金吾専務取締役 …

とんでもない挑戦的映画。 気取ってみたけれどカッコがつかない映画だね。キザに見せようとするからさらにダサい映画となって…

裕次郎が好きだけど、これは違うって思う作品を見るととてもガッカリしてしまう。 この作品初見。「憎いあんちくしょう」の監…

【武士と自由人の奇妙な友誼が油小路へと繋がる】 『CHAIN/チェイン』の方で少し語った、珍しい「油小路の変」をメイン…

歌右衛門が近藤勇を演じる今作。例によってこの時のウタさんが56歳で威厳ありすぎ。 だが映画としてはとても見応えあった。…

【1963年キネマ旬報日本映画ベストテン　第8位】 新藤兼人監督作品。題字は岡本太郎が書いている。文字を分解したような…

戦後の広島で暮らす親娘。娘(乙羽信子)には就学前の頑是ない男の子がいる。 娘は二度の離婚を経験し暮らしは決して楽で…

【社会派教訓物と見せかけて、徹底したエンタメ性が光る、煩悩まみれのギャンブル依存症坊主のドロドロ人生。】 これは凄い…

シネマヴェーラ渋谷西村昭五郎特集にて。 今村昌平脚本の「重喜劇」に挑んだ西村昭五郎デビュー戦。 貧乏寺に生まれ、仏道…

真珠湾に散華して軍神となる男の一生と、男を取り巻くほかの若者ふたりの群像劇。 文芸路線がまだ許されてた頃の東映の戦争映…

北大路欣也×サニー千葉 海軍入隊を志す2人の若者の物語！ ガッツリ戦争映画かと思いきや、欣也さんとサニー千葉の青春ド…

シスターな芦川いづみの観る 主演宍戸錠 拳銃密造捜査に容疑者として巻き 込まれるジョーさん演じる白坂 彼は見知らぬ男…

射撃の名手である故に殺人犯として警察にマークされながらも、赤ちゃんを残して父親が殺されるところを偶然目撃した男性が犯人…

■林芙美子氏の自伝的小説×成瀬巳喜男監督作品〜🎬■ 　 　 林芙美子氏の自伝的小説の3度目の映画化〜🎬 今回は、成瀬巳…

こんな詩があった＿。 “私は野原へほうり出された 赤いマリ 力強い風が吹けば 大空高く 鷲の如く飛び上がる おお風よ…

川島雄三監督らしい『幕末太陽傳』のようにイキイキとした人間描写。そして『州崎パラダイス赤信号』を思わせる橋を挟んだ物語…

川島雄三特集@シネヌーヴォ 大好きな監督なのに、この特集にようやく2回目。まだ観てなかったこの作品、いやあ〜面白かっ…

俺は俺のやり方で必ず真実をつかんで見せる 姉さんのことはそれからだ 大阪城の空撮バックに裕次郎の歌で幕があがる。今回…

この作品は思い入れがある。 初めて見たのが、裕次郎さんの亡くなった年。地元のUHF局で年末に追悼でこの作品と、「黄金の…

舞台は1962年(昭和37年)の埼玉県川口、鋳物工場の煙突”キューポラ”が印象的な街。 町に暮らす貧しい一家。父は長…

見たで。 「ALWAYS 三丁目の夕日」では深掘りまではされなかったあの時代の陰に生きていた人達を映した映画だった。お…

映画会社俳優とプロダクションキャスティングの混ざり合う、時代の空気を感じる娯楽作品 ストーリー 糸魚川の高校生、伊津…

音楽とともにあれ!@ラピュタ阿佐ヶ谷 ※この特集は終了 池内淳子はワイの世代だと日本のお母さん、という感じだが、やり…

中平康の観る 脚本 新藤兼人 釜ヶ崎舞台 当り屋稼業でその日暮らしの大将 のある日からある日までの話 冒頭数分釜ヶ…

【大阪の広場で賭博黙示録】 Amazon Prime Videoでは昔の日本映画が多数配信されている。聞いたことないよ…

我々世代には､黒澤映画に「影武者」や「乱」とか大作主義でトラブル抱え「硬直化した大監督」というイメージが強かった。その…

【斬られりゃ痛えぞ〜😁】 のちにセルジオ・レオーネ✖️イーストウッドにより『荒野の用心棒』としてリメイクされた事でも…

☆☆☆☆ 和田浩治主演の元祖『kids return』 おそらく北野武は、浅草のストリップ小屋での修行時代に、この…

主人公と野呂圭介が演じる2人の生きる姿の対比が印象的な映画。 主人公が大事な試合で勝った後にお祝いしつつ、そのトレー…

映画開始2分で激しい悪態をつく中原早苗。 ほぼ全ての台詞が怒鳴り声である。 そこから『憎いあンちくしょう』の疾走感に似…

ミナミダヨーコは長門の嫁さん～～(^^♪ とりあえず歌いたかった。 終盤カオスすぎだろ　あの情報量の多さ 殺し屋の…

もう60年も前の映画なのだね〰 今の日本映画と同じ日本映画の括りにするにはあまりにも違い過ぎる。 ここで描かれる社会…

第二次大戦前から終戦あたりまでの時代に生きた、ひとりの女性の生き様を描いた作品。 司葉子演じる「みち」は、その時代にお…

司葉子が夫から夜逃げして東京に出てくるところから物語は始まる 父親がクズで前科者なせいで母(田中絹代)ともども苦労し…

太平洋戦争末期から終戦後の苦難の時代を生きるろうあ者の夫婦の姿を愛妻・高峰秀子と小林桂樹の主演で描く。 (1961、モ…

1961年作品。 聾唖者夫婦の純愛物語。 物語は第二次大戦中から始まる。 高峰秀子演じる秋子は、子供の頃の病気によっ…