エリザベスさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

人生はローリングストーン(2015年製作の映画)

4.6

恥ずかしい話ジャケットとタイトルだけ見て鑑賞したので見る前までローリング・ストーンズが好きな男の話だと思ってたけど違った。
でも凄く良かった。物凄く良かった。
作品を見て感じたこの感情とウォレスの生き
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ジョン・F・ドノヴァンの死と生(2018年製作の映画)

3.7

自分の死を持ってルパートへ生きる事の大切さを伝えるジョン。それ程までにジョンが生きていた世界は過酷で残酷。ジョンが選ばなかった生きる道をルパートはこれから選んでいく必要があるのかもしれないが心配無用。>>続きを読む

ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

3.8

まあいつの日かこうなるんだろうけど今では無いから爆笑しながら見れた。
よくこんなおバカ映画にここまでキャスト集結したな!
ジョナヒルのコメントほとんど意味わからん最高

ライオット・クラブ(2014年製作の映画)

3.5

金と親の権力に物言わせて好き放題してるように見えるけど贅沢して何不自由なく暮らしてる故の虚無感というか埋められない心の穴が彼らの破壊的衝動を産んでるんじゃないか。時計じかけのオレンジのアレックス達と近>>続きを読む

ファーゴ(1996年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

予想外の方向へ向かっていきながらも上手く統合取れてるしテンポもいい。コーエン監督の見事な舵取り。何よりも冒頭で「この話は実話です。被害者へ敬意を払い・・・」とか言っといて実はフィクションという裏切りが>>続きを読む

アメリカン・スリープオーバー(2010年製作の映画)

3.5

人間は昼と夜で別の生き物になるんだな
青春の苦い体験も過去の思い出になって美しくて神聖なものに変わる。
そんであの時の気持ちと体験は二度と繰り返すことが出来ないと知って喪失感に苛まれる。

ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

エンドクレジット映像の為だけでも見に行く価値がある

CUBE 一度入ったら、最後(2021年製作の映画)

2.7

こういう極限状態を描く映画は「人の本質は慈愛か!狂気か!」みたいな極端な話にしてほしい。そこに過去の出来事があって今の状況がリンクして...みたいなのは不要な気がするしCUBEが持つテーマがブレる。

007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

4.5

ボンドに子供がいるなんてスパイの仕事の捌け口にしかならないと思ったけど、そうだよな。ボンドも男で守るべきものが出来るとまた違った強さを持つんだよな。
ヴェスパーの事も忘れてなくて過去一ボンドから「愛」
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エターナルズ(2021年製作の映画)

4.0

これはMCUなのか...?ってくらいシリアス
シビル・ウォー、ブラックパンサーあたりからmcuも多様性とか倫理観を訴えかけてくる作品が増えてきたけど、MARVELは小さい子も沢山見るだろうから道徳作品
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ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

4.2

ピースメーカー好きだったんだけどな。
あの見た目で性格ロールシャッハはきつい

アンチクライスト(2009年製作の映画)

3.5

この監督はマジで女性に対してどんな憎しみを抱えてんだ?
映画っていうフィクションを通じてその憎しみを晴らしてスッキリしてるようにしか見えなくなる時がある。
宗教色強めなので作品自体はあまり理解出来なか
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かいじゅうたちのいるところ(2009年製作の映画)

3.3

途中まで良かっただけに終わり方が残念
この物語って難しい捉え方をするってよりも「みんな言い過ぎちゃったりやりすぎちゃう事はあるよね?そういう時は自分の非を認めて次に活かそうよ?」っていう分かりやすいス
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僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールド ヒーローズ ミッション(2021年製作の映画)

3.3

デクってキャプテンアメリカみたいに弱い者の気持ちも分かった上でブレずに見返りを求めない高潔で根っからのヒーロー気質だから応援したくなるし大好き。

でも今作のデクはちょっとくどい気がした
デク無個性だ
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ワイルド・スピード/ジェットブレイク(2020年製作の映画)

3.4

ツッコミどころは多いがそれがワイスピ!
それでいい!

粗は目立ってもシリーズを通して「ファミリー」の大切さだけは無骨に教えてくれている!実際ポール・ウォーカーは故人となってしまったけど、だからと言っ
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少年は残酷な弓を射る(2011年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

泣くと構ってくれる、笑わないと心配してくれる。失敗するとケツ拭いてくれる。

こうなってしまったのは過去の○○が原因ってのが通例だけどそれが無い。
ソシオパスの人は割と居ると思うけどあんまり頭の良くな
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エレファント(2003年製作の映画)

4.1

日常はある日突然崩れ去るものではなく、トランプタワーのように日々の積み重ね方次第で起きてしまう。原因がどこにあろうと巻き込まれる不運なピースも必ず存在する。
作中の学生達は今日をまるで未来のための如く
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テッド・バンディ(2019年製作の映画)

3.6

自分が認識してる自分自身と他人が抱いてる自分自身に対する印象はどちらも「その人」であってそこに正解も間違いもない。
社会で生きてく上で自分がどんな人間か理解していようとも他人から「こう見えてるんだろう
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ユー・ガット・メール(1998年製作の映画)

3.8

私生活でストレスが多いと身近な人じゃなくて顔も名前も知らない人に頼りたくなる
仮にその相手が実際ヤバい人だとしてもそんな事は関係無くて、自分が倒れないように支えてくれるなら何でもいいんだよな
映画だか
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ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)

3.6

ナターシャがエンドゲームで取った選択を知ってる前提で見るとこの物語がキーだったのかな、と結構感慨深い。
ブラックウィドウはアベンジャーズの中で一番普通の人間に近いはずなのに誰よりもぶっ飛んだアクション
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るろうに剣心 最終章 The Beginning(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

過去の作品とテイストがガラッと変わって来たる動乱に対して剣心がその窮地を救うっていう勧善懲悪的なテイストから当時の時代背景をリアルに投影して時代に翻弄された1人の人間の生き様とその苦悩をメインにしたヒ>>続きを読む

マイ・ブルーベリー・ナイツ(2007年製作の映画)

3.3

自分の形を知るには他人を知るしかない
じゃあ色んな人と色んな関わりを持って刺激を受けて経験を糧に自分のアイデンティティを形成していこう!でもそれが正解でもない。他者と同じくらい自分は信用ならない存在だ
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