ひでGさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

過去のない男(2002年製作の映画)

4.1

昨年、アマプラでたくさん観たアキ・カウルスマキ監督作品。正直、何を観たのか整理つかなくなっちゃった😅

アキ・カウリスマキ監督のキャリアの中でも本作は大切な1本。カンヌでグランプリを獲得し、世界的にも
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冬薔薇(2022年製作の映画)

3.6

映画の嗜好、評価は人によって違うから面白いんだけど、年末年始のベスト10みたいな並びを眺めると、人それぞれと思いながらも、心の奥の方で納得いかない気持ちが湧き上がることもたまにある?よね、、

それが
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かがみの孤城(2022年製作の映画)

4.0

テレビ放映を録画し、久しぶりに妻と一緒に視聴。
原作は本屋大賞最多得票を獲得した辻村深月さん。未読なので早く読んでみたい!
監督はアニメ界の巨匠原恵一さん。
制作は「心が叫び合っているんだ。」の
A-
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愛なのに(2021年製作の映画)

3.6

セクシー描写強めの今泉力哉映画みたい。
と言うか、今泉監督作品かと思っていた。
このタイトル、このパッケージ写真!まさに今泉映画だ。
で、もう一度スタッフ見たら、やっぱ今泉力哉が脚本に加わっている
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カラーパープル(2023年製作の映画)

3.9

「ボー〜」とどっちか悩んだ。
僕の見ているのは何だ?みたいに迷いながら進む道も楽しいけれど、今日は王道をゆっくりした気持ちで歩きたい気分。
そう、行先がはっきり分かる道を行きたくなって思って、本作をチ
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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

4.2

私は、以前観た映画を時が経ってもう一度観直すことを「再見」と呼んでいます。 
初見時からかなり時間が過ぎている「再見」では、新しい発見や感情が出てくる場合も多いです。
「あの頃、あんなに好きだったのに
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梟ーフクロウー(2022年製作の映画)

4.0

映画館鑑賞8本目。その中で3本目の韓国映画!韓国映画への信頼感は年々増しています。
そんな中で昨年度韓国で映画賞最多受賞作と聞いたら、観ない訳にはいかないですよね。

このポスターと「あなたはこの暗闇
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由宇子の天秤(2020年製作の映画)

3.8

町山さんが公開前にラジオで熱く語っていた時、僕は山奥に住んでいたので、いつかレンタルで観たいなって思っていたのが、今回配信に入っていたので喜び勇んで視聴しました。

配信や公開作でも、最近僕が選んだ日
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夜明けのすべて(2024年製作の映画)

4.2

監督と皆さんの高評価への信頼からチョイスしました。
予告編を見ただけでは正直どういう映画なのかイメージがわかなかった。病気を抱えている同士の話だということだが、予告編のセリフが淡々と聞こえてきて、、
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終わらない週末(2023年製作の映画)

3.4

以前も書いたが、Netflixはパッケージの作り方が上手い!(アマプラしか知らないからそことの比較ですが、、)
作品の並べ方、パッケージの写真、アカデミー賞候補などのミニ宣伝、作品のジャンル分け、どれ
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戦場のピアニスト(2002年製作の映画)

4.4

素晴らしい映画です。再見ですが、食い入るように壮絶なビアニストの運命を2時間半追体験し、心に強く刻み込まれました。

お恥ずかしいですが、駅でキャラメルを家族で分け合って食べるシーン(あれが最後の家族
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コット、はじまりの夏(2022年製作の映画)

4.2

わあ〜このタイトル写真、思い出してまた涙が出てしまいそうです。

平日休みをフル活用してのハシゴ鑑賞。「ストップメイキングセンス」での興奮をヒューマントラストのロビーで心を落ち着かせながら静かに待って
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ストップ・メイキング・センス 4Kレストア(1984年製作の映画)

4.1

平日休を使って、日比谷TOHOで観ました。
本当はIMAXで観たかった(聴きたかった)けど、大きくてキレイなシアターで堪能してきました。
僕は音楽的な(特に洋楽)知識がなく、タイトルと「何か凄いライブ
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大河への道(2022年製作の映画)

3.0

どういう話で、どういう方向に進み、どういうゴールに達するか、それらがまあ何となく見当がつく映画があります。
それらを好んで観る映画ファンも少なくありません。その方々は、洋画より邦画に多く、男性より女性
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彼方に(2023年製作の映画)

3.5

アカデミー短編実写映画賞ノミネート作品。この部門は殆ど目立たないし、なかなか公開されることも多くないので、Netflixのおかげで観ることができました。

短編でデビュー、あるいは短編が注目されメジャ
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ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)

4.2

このところ凡作鑑賞が続いたので、これはやっぱりレベルが違う!
YouTubeで映画評論家さんが「デル・トモの余裕しゃくしゃくの横綱相撲!」って仰っていたが、その通りの見事なエンターテイメント!映画の面
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Fair Play/フェアプレー(2023年製作の映画)

3.3

本当は別作品を観る予定でしたが、一気に観る時間がギリギリだったので、いつもNetflixの初期画面で見ていた本作をチョイス。(いつも目にする「終わらない週末」も今週末あたり見るかも、、)

さて、配信
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そばかす(2022年製作の映画)

3.7

平日休みの朝、公開時から気になっていた日本映画をゆったりと観ることができました。良作でした。

個人的なことですが、成人している僕の子ども達は皆独身だ。それに対して、妻方のお母さんや妹は、「早く結婚で
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罠 Deep Trap(2015年製作の映画)

3.2

映画ことわざ 「ポツンと一軒家にマ・ドンソク!」(意味、絶対近寄ってはいけない。)
僕は日曜8時は、リアルタイムで大河ドラマを見たいんだけど、妻が「ポツンと一軒家」を見ているんです。
で、いつも思って
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アムステルダム(2022年製作の映画)

3.0

公開前の宣伝では、「アカデミー賞候補!」みたいな売りだったのに、蓋を開けてみると、評判が芳しくなかった本作。配信されていたので、軽くチョイス。

んん、あかんわ、、この感じなんか乗れないし、好きくない
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アントニオ猪木をさがして(2023年製作の映画)

2.7

がっかり映画パート1
今は、殆ど見ないけれど、プロレスはかつて見ていたので思い入れは多少ある。
アリ戦もリアルタイムで見たし、その翌日、学校で「つまんなかったなあ〜」て話した記憶もある。だから、レスラ
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.2

いやあ〜面白かったです。「面白い」は、たくさんの意味を持っている褒め言葉ですが、この面白さは、映画(物語)が常に私達の先、先に進み、それを必死に追いかけて、追いかけている途中に見たことのない風景や感じ>>続きを読む

ビヨンド・ユートピア 脱北(2023年製作の映画)

4.3

同行の撮影隊の手持ちカメラやスマホで撮られた深夜、森林の中の逃亡。
最近観たどんな実写映画、サスペンス映画より、心臓がバクバク、脂汗がドクドクと出てきそうな感覚に陥った。

脱出というシュチュエーショ
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二つの光(2017年製作の映画)

3.8

お恥ずかしい話ですが、監督名をポン・ジュノと早とちりしてました💦

改めてホ・ジノ監督の作品名を見てると、
「恋愛映画」が多いことに気付きました。未見ですが、「八月のクリスマス」や「四月の雪」はタイト
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雪山の絆(2023年製作の映画)

3.9

韓国のドキュメンタリーを朝一番で観る予定が雨で、、延期☂️
じゃあって事で、劇場でも公開中のNetflix配信映画を、お部屋の照明も消して、集中して一気に観ました。(少しでも劇場に近付けたくて)
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.9

よーやく観れた!よーやくたどり着いた!(って配信だけどね😅)
公開時から話題や評判は十分聞いていました。
菅田将暉と有村架純の等身大の恋愛て別離
実際の映画や小説のタイトルが次々に出てくる坂元裕二さん
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グッドフェローズ(1990年製作の映画)

3.8

意外に観ていなかった名作シリーズ。
今更の「グッドフェローズ」
昨年も大作で傑作の「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」を80歳を超えて撮っている、キャリアの長いスコセッシの中期の名作。スコセッシ作品
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M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

3.8

「病み上がりには、ホラーを!第2弾!」
熱も下がり、起きていても苦じゃなくなった日曜の朝、第1弾の「エイリアン3」があんまり怖がらせてもらえなかったので、
昨年公開したばかりのエース登場!

お人形が
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エイリアン3(1992年製作の映画)

3.4

「病み上がりには、ホラーはいかが?」

5年振りの高熱がよーやく下がって平熱になった土曜の朝、何故か、急にホラー系が
観たくなってきました。(現在水曜)

脳内で病原体というホラーと戦っていた記憶が残
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.2

2100本記念レビュー!
観たのは数日前だったのですが、先週末から発熱し(コロナ、インフルではなかったのでホッ😌)書けませんでした。気が付いたのですが、微熱があっても映画は観れますが(内容によりますが
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BAD LANDS バッド・ランズ(2023年製作の映画)

3.6

2099本目のレビュー
レビューの後ろに「ひでGアワード・配信他版」を載せましたので、よかったら見てくださいね。

昨年秋に公開されたものがもう配信で流れている。毎週コンスタントに劇場に行けないので、
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イカとクジラ(2005年製作の映画)

3.6

名作「マリッジストーリー」で一気に名を馳せたノア・バームバック監督作品。
そっか、離婚を題材にしている点で、どっかで観たことある気がしていたんだ。
ノア・バームバックは、「バービー」で脚本も書いている
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コンクリート・ユートピア(2021年製作の映画)

4.0

大災害(多分かなり広い規模の)により、壊滅したソウル市内にたった一つ残ったマンションでの物語。
この時期に観ようと昨年末から決めていましたが、んんん、、元日の地震による惨状が日に日に広がっている年の初
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桜色の風が咲く(2022年製作の映画)

3.7

約一年前の作品だが、全く知らなかったが、タイトルにつられて、Eテレでの放映を録画して夫婦で視聴。
普通に良い映画だったと思います。

以前、直接聾盲者の方のお話を直接伺ったことを思い出しました。「大変
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tick, tick...BOOM!:チック、チック…ブーン!(2021年製作の映画)

3.7

タイトルがユニークで気になっていたので、サクッと配信からチョイス。
予備知識はなく視聴。

映画となった「LENT」を昨年観たが、このミュージカルの凄さをそれまで全く知っていなかった。

ブロードウェ
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ミツバチと私(2023年製作の映画)

4.3

今年の映画観初めは武蔵野館。予告編とFilmarksユーザーさんのレビューと
あとは映画ファンとしての勘でチョイスしました。
結果は、素晴らしい出逢い!今年もまた
多くの良き映画との出逢いが待っている
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