ひでGさんの映画レビュー・感想・評価 - 60ページ目

アイリス -THE LAST-(2010年製作の映画)

1.0

テレビドラマ版に夫婦でハマってみまくった。
韓国ドラマって、これも「宮」もそうだけど、ありえない設定や展開なのに、結構見ちゃうんだよな。
それに、ヒーロー、ヒロインの魅力。キムテヒ可愛かったな。
そん
>>続きを読む

博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)

3.1

よくある「障害乗り越えて、頑張った人&夫婦・家族の助け」映画かと思っていたけど、後半予想外の展開が・・
これも広い意味での「家族のため、夫婦のため」なんだね。
偉人伝より違ったテーマだね。
考えてみる
>>続きを読む

天空の城ラピュタ(1986年製作の映画)

4.0

宮崎監督がインタビューで「連続活劇」だと言っていたと記憶している。
最初の30分に、この要素が詰まっている。
逃げる側、追う側、さらに追う側
あの追いかけっこで、もう十分に楽しい。それからもっとオープ
>>続きを読む

悪の教典(2012年製作の映画)

1.9

原作読んで、「誰なんだろ、主役は?」て思ってたら、「伊藤英明」。
結果から言うと、このキャスティングだけがこの映画の唯一の収穫。
原作も面白いんだけど、「こいつ、あまりにも無計画に殺人するなあ?」て思
>>続きを読む

そして父になる(2013年製作の映画)

4.2

是枝さんは役者さんの良いところをほんま上手に引き出すね〜。
是枝さんの講演を聴きに行ったことがあるけど、優しさの中にすごい観察力がある人なんたろうなて感じました。
映画ではイマイチ成果が上がっていなか
>>続きを読む

ミセス・ダウト(1993年製作の映画)

3.9

大好きなロビンの代表作。
攻めるロビンの代表作。真骨頂こ一本。

彼が実に生き生きしている。伸び伸びしている。
だから素晴らしい!
だから、今は哀しいな。

私はロビン・ウィリアムズが大好きでした。今
>>続きを読む

世界にひとつのプレイブック(2012年製作の映画)

3.9

恋愛映画はやはり「美男美女」の特等席の印象が強い。
「恋愛に縁遠いダメ女子」とかを深キョンがやっても【テレビドラマだけど】「モテモテやんけ〜」て、突っ込む入れたくなる。

しかし、この映画の二人は、本
>>続きを読む

レクイエム・フォー・ドリーム(2000年製作の映画)

3.6

これはめちゃめちゃ怖い映画。
僕の怖さの定義は不確かさ、アンバランス、地に足が付かないこと。何か分からないものには支配される感じ。
おばけなんかいないさ、僕は霊感ないし。
日頃の生活の中で、それらに遭
>>続きを読む

ゆれる(2006年製作の映画)

3.5

これは骨太の映画。ちょっとギリシア神話みたい。
香川照之、オダギリジョーの熱演で、ぐいぐい引っ張っていく。
そういえば、このつり橋に偶然行ったことがあるんだ。そんなにゆれなかったけど😃

チェイサー(2008年製作の映画)

3.9

やべっぞ!この映画、マジでやべっぞ!

韓国映画は、ハリウッド映画の想定をはるかに超えていく。そこを楽しめるか、耐えられないか?評価は真っ二つに分かれるだろう。

いろんなヤバさでこの映画はできている
>>続きを読む

七人の侍(1954年製作の映画)

4.8

記念すべき100本目の書き込み!
今週「午前10時の映画祭」で30年振りに観たけど、全く色褪せていなかったどころか、更に輝きを増していた。びっくり!
この映画は映画の鑑、教科書、バイブルだ。
さいたま
>>続きを読む

ダイ・ハード(1988年製作の映画)

4.1

アクション映画の代表作。最高峰。
この映画を例えるなら、子ども頃によくやった〔オヤジ世代しかわからない〕「缶けり」の面白さだな。
若い人にはよく分からない例えだったかな。
「缶けり」は、鬼から隠れなが
>>続きを読む

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

4.7

四年前大学受験を終えた次男が「オヤジ、何かいい映画紹介して、一緒に観たいからセレクトして〔ただしDVD〕と言われたことがある。さんざん迷って、選んだのがこの映画。
父子で黙って2時間半。後半になるにつ
>>続きを読む

ゼロ・グラビティ(2013年製作の映画)

4.0

もちろん、映画は映画館で観るものだけど、僕もそうだけど、DVDで観てしまうことも多々あるし【そっちが主流】映画館以外の鑑賞で、良いだの、良くないだの、感動したのて、論じている。
でも、世の中には、映画
>>続きを読む

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

4.3

サイコスリラーの金字塔!
見事なサスペンススリラー。
この雰囲気、この空気感。漂う感覚、
主演二人の演技。
最初に出会う場面。クラリスが過去のトラウマをレクターに話す場面。
犯人逮捕やレクターのあのシ
>>続きを読む

フォックスキャッチャー(2014年製作の映画)

4.1

映画を観て楽しいのは、善い人、頑張る人、立ち直る人に出会うだけではない。
やばいひ、ダメな人、堕ちてく人との出会いもまた映画ならではの魅力である。
そして、善き人たちとの出会いと同様に悪しき人たちとの
>>続きを読む

トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

4.0

「すげ〜面白い映画を紹介して。」と後輩に言われたら、必ず候補に入れるだろう。
発想が実にいいし、そういう大胆な設定をこちらにきちんと納得させる細かい部分の描き方と散りばめられたユーモア。
CMのとこな
>>続きを読む

ダメージ(1992年製作の映画)

3.7

でーた!
本当に怖いのはこういう映画だよ。
人間、ジェットコースターやなんかでも、地に足が付かない時って、めっちゃ怖いのよ、不安だよ、でも、愚かなことに、そんな時はアドレナリン出てるから、怖いけど求め
>>続きを読む

かぐや姫の物語(2013年製作の映画)

4.4

なぜだろう?なぜこんな気持ちになったんだろ?
途中から心底から持っていかれた、というか、例えば、歯医者での治療中、神経に触ると「ピッ!」と痛みが走るよね。
心にも奥の方に神経のように鋭く反応する部分が
>>続きを読む

ダラス・バイヤーズクラブ(2013年製作の映画)

3.4

マシューマコノヒィ凄いですわ。アカデミー賞あるあるの定番の「病気・激ヤセ」ものですが、ただ痩せただけでなく、目がギラギラしたら後半の感じ。生命もかなぐり捨ててる感じが印象的でした。

この映画はあるカ
>>続きを読む

幸福の黄色いハンカチ(1977年製作の映画)

4.5

もう何度か観たし、武田鉄矢のエピソードも何度も聞いたし、あらためて観る気はあまりなかったんだけど、健さんが亡くなった年に、健さんを想いながら観た。
最初からラストシーンまで涙が止まらなかった。
偉大な
>>続きを読む

裏窓(1954年製作の映画)

4.0

大作ではない。だってアパートの一室から向かいのアパートの窓窓を覗き見る映画だから。〔予備知識のない人に一室お伝えしますが、エッチな映画じゃないよ〕
ただし、そんな限られた条件=場面でも、こんなに面白い
>>続きを読む

ズートピア(2016年製作の映画)

4.3

極まる!ディズニー映画!

このレベルまできたか!とても面白かった。万人にお勧めします。

特に自分のいらいら感を多民族、近隣国への憎悪で昇華している人たちに是非観てほしい。

僕の父は根っからの映
>>続きを読む

息もできない(2008年製作の映画)

3.6

こいつ好きじゃないよなあ、
言葉悪いし、すぐ殴るし、性格めちゃくちゃだし。

でも2時間も付き合ってると、情がわいてくるぜ。
おいら何か助けてやりたくなってきたぜ。

だって、やつにも、いろんな事情あ
>>続きを読む

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

4.3

楽しい映画、
ワクワクする映画、
いろんなカテゴリーやいろんな呼名があると思うけど、
この「チョコレートドーナツ」は
単純に「良い映画」
「優しい映画」という分類に入れたい。


悲しい結末で、いた
>>続きを読む

アルゴ(2012年製作の映画)

3.8

確かにアメリカ【西側】からの一方的な視点だとか、中東悪者説はよろしくない!て批判があることも分かるけど、
でも・・面白いんだもの〜許して〜
すげえ、ハラハラするんたもん、だって中東の人って、怒って見え
>>続きを読む

海街diary(2015年製作の映画)

4.1

「そして父になる」もそうだったが、家族を作っていく映画である。家族は血が繋がっているか否か【そして父になるのテーマ】とかかつて共に暮らしていたか【本作のすず】などは関係ないのだ。
まして、どこかの憲法
>>続きを読む

サウルの息子(2015年製作の映画)

4.0

映画には観たい映画と観なくてはいけない映画がある。「サウルの息子」は後者であると思う。
とにかく観ている間苦しい。息苦しい、早く解放されたい。同じように息苦しかった「ゼログラビティ」とは全く違う。救い
>>続きを読む

スティング(1973年製作の映画)

4.7

大好き!とにかく大好き!だよね、みんな?
大学生の僕は、公開時【名画座に来てから観たのかな】映画館から出た青年の私は、あのテーマ曲を口ずさみながら、半にやで出てきた。
それから30年。再見しても、あの
>>続きを読む

帰ってきたヒトラー(2015年製作の映画)

4.1

非常によくできた面白く、恐ろしい映画。ドキュメンタリーと劇映画の融合。現在と劇映画のフィクションの融合。そして、ヒトラーが生き返るというありえない話がドキュメンタリー部分を観ると、あながちち・・と思え>>続きを読む

君の名は。(2016年製作の映画)

4.0

良い映画というか力のある映像は、短い予告編の数ショットの積み重ねだけでも「観たい」という気持ちを掻き立てる。僕の場合、古くは「千と千尋の神隠し」近年では「アナ雪」がそうだった。
そして、代表今作も、新
>>続きを読む

レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

3.8

取ったど〜オスカー!
こんだけ、頑張ったんだから、文句ねえべ〜!

セリフなんて「うおー」とか、
叫びが多いけど、
熊に襲われたんだから、仕方ないべ。

それにしても、熊って、怖いね〜。あんなになるん
>>続きを読む

キャロル(2015年製作の映画)

4.0

十分過ぎるくらいに大人の僕が観ても、
「大人の映画だな〜」て、思えた大人の愛の映画。

美術が素晴らしいし、二人の演技と美しさだけで、うっとり観ていられる。

特にルーニーマーラーは際立つ美しさ。時代
>>続きを読む

ナイトクローラー(2014年製作の映画)

3.9

凄い作品。
凄いという言葉がほめ言葉と師として、ぴったりとくる!

こんなどーしよーもない奴のサクセスストーリー観たくないよ!
でも面白かったぜ、悔しいけど。

でもこのやり方を俺は社会から教わったん
>>続きを読む

(500)日のサマー(2009年製作の映画)

2.5

一部で評価の高い恋愛映画。

初見の感想は、
恋愛は女性主導である!女性の割り切りや直観に男は振り回されてばかりって、感じかな。

僕にはランダムに見えた500日の配置。
もう一つビンとこなかったな
>>続きを読む

ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)

4.0

イーストウッド映画としてはシンプルな作り。
時間にすると僅か数分の決断をどのように見せるか難しいけれど、
流石の展開。

つまらないハリウッドアクションやヒーロー映画のエンドロールの先を描いてる。
>>続きを読む