にょすさんの映画レビュー・感想・評価

にょす

にょす

映画(277)
ドラマ(8)
アニメ(0)

ラ・ジュテ(1962年製作の映画)

3.8

フォトロマンという手法らしい
12モンキーズの元ネタ
静止画とワンシーンの動画とナレーション
流し見していたが、徐々に見入ってしまう
重厚さを感じた

ある夜、彼女は明け方を想う(2022年製作の映画)

3.0

映画としての空気感は好き
ただストーリーが終始
主役の身勝手な釈明に思えた

ドンテンタウン(2019年製作の映画)

3.1

エンドロール後のシーンでわけわからんくなる
喫茶店の脚本家が考えたそれぞれのハッピーエンドなんかな

カランコエの花(2016年製作の映画)

3.6

エンドロールが保健室でカミングアウトする会話の音声だけなのがたまらなく好き

空白(2021年製作の映画)

4.5

身近にあんな高圧的な人間がいると、自分の意思も考えも表現できなくなるよなぁ
自分が黙るのが1番楽で波風立たないから喋らなくなっていくのだろう

藤原季節の
「正直、親だったらキツいっすよ」と
「それ言
>>続きを読む

街の上で(2019年製作の映画)

4.4

下北沢の街で生きる人々を荒川青をメインに置いた群像劇
不器用なんだけど、笑えるシーンが多数あり、愛すべきバカ という印象を受けた
ショートカットの萩原みのり最強

やっぱりお互いによく笑い合える人と一
>>続きを読む

あのこは貴族(2021年製作の映画)

3.9

冒頭の医者家系、お見合い、リビングの間取りなど個人的にめちゃくちゃ刺さるシーンが連続して、自分を重ねてしまう。

「どこに生まれても最高の日もあれば泣きたい日もあるよ」的なセリフがとても心に響きました
>>続きを読む

ダニエル(2019年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

空想の友達、あるいはルークの隠された自己や、本能といった別人格かと思いきや、何世紀も人の目を開いてきた悪魔でした。

ダニエルという悪魔が入り込む隙は誰にでもあるという比喩表現ともギリギリ捉えれるかも
>>続きを読む

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.1

恋はひとりひとつ
一つの恋は分け合えないんだよ

イヤホンのLとRを分け合っていた時の幸せには戻れないと痛感したファミレスのシーンは心が痛くなる。

「最後だからこそ」と「最後くらいは」
お湯が冷めて
>>続きを読む

ハッピー・オールド・イヤー(2019年製作の映画)

3.8

変わろうともがく姿がどんどん痛々しく見えてしまう。
結局自分がスッキリしたいだけと言われてしまうかもしれないし、生き方の積み重ねが今を作り上げるのはわかっているが、主人公の不器用な生き方に共感する部分
>>続きを読む

ソング・トゥ・ソング(2017年製作の映画)

2.0

豪華キャストと映像美。ただそれだけの作品でした。
ただ綺麗な映像を断片的に流しているだけで、ストーリー性が薄く、感情移入も難しい。
自分にはこの監督作品は合わないんだろうなぁ。

私をくいとめて(2020年製作の映画)

3.1

臼田あさ美の良い先輩感が印象的

サツキにとっては遠い過去でも、私には現在なんだよ。私はあの公園周辺から一歩も動けてない。
なんかこのセリフが響いた

佐々木、イン、マイマイン(2020年製作の映画)

3.8

不甲斐ない自分をかつての友人に見られたく無いから誰とも連絡を断っていたのだろう。
悠二は自分で自分の時間を止めてたのかも。
佐々木の件で木村と一ノ瀬の子供を抱いた時の涙は、これまで止めた時間への後悔と
>>続きを読む

ムーンライト・マイル(2002年製作の映画)

3.8

ジェイクが若くてジャケットだけ見ると10代の役柄かなと思ってしまう
話が進む中で20は過ぎてるんやなと分かったけど最初は少し困惑

愛する人を亡くした家族の再生といういかにも感動系と思いきやジェイクの
>>続きを読む

トッツィー(1982年製作の映画)

3.3

演技へのこだわりが強すぎて業界から嫌われた役者が女装して女優役を射止める

ダスティンホフマンの地の声と口角の上がり具合がとても好きやけど、女装中の声はなんだかなぁ、
と思ってたけど観てる内に違和感無
>>続きを読む

ドクター・スリープ(2019年製作の映画)

3.0

ユアンマクレガーのヒゲ面が渋い!
従わせるシャイニングの子も良い空気感だった

ホラーというよりもSFファンタジーなノリが強く、能力バトル物と呼べるかも

ストーリーはローティーン向けっぽいので、子供
>>続きを読む

フローレス(1999年製作の映画)

3.3

半身マヒのデニーロとドラッグクィーンのホフマン

ホフマンのオカマ役が馴染み過ぎててビックリ

「誰の理想の女にもなれないぞ」って言われて「自分の理想の女になるのよ」と返すとこがなんとなく心に残った
>>続きを読む

エレファント・マン(1980年製作の映画)

3.2

アンソニーホプキンスって昔から顔変わらんね

映画フリークスからホラー感を引いて優しさ、人情を足したようなストーリー
ただラストはなんじゃそれってなってしまった

有名作品が故に期待し過ぎていたのかも
>>続きを読む

ジェミニマン(2019年製作の映画)

3.0

アクション物なので頭空っぽで観ると楽しめると思う。

ただ吹き替えで観たのでヒロインの声にとても違和感を覚える。

「いろいろ失敗したから言ってるんだ」に対する「そういう失敗を自分でしたいんだ」が共感
>>続きを読む

トランス・ワールド(2011年製作の映画)

2.7

世にも奇妙な物語の感動回にありそうなストーリー

あの店員が不思議な導く能力を持ってるのかな

血筋を巡る物語
もうちょっと短めでまとめれてたらもっと良かったかも

インヒアレント・ヴァイス(2014年製作の映画)

3.0

いろいろ繋がっていく展開なのだが、追いつくのに必死で爽快感は無かった

当時の時代背景を理解していないといろいろ想像し辛いのかも

オーウェンウィルソンの
「質問する者は、すでに答えを知ってることが多
>>続きを読む

赤ちゃん泥棒(1987年製作の映画)

2.5

フサフサのニコラスケイジ
役柄や喋り方もあってかこの頃のニコラスケイジがどことなくライアンゴズリングに見える

展開は早いコメディだが、間の取り方が独特で少しひっかかる

素晴らしきかな、人生(2016年製作の映画)

4.3

人類の共通のテーマ
愛・時間・死
人は愛を渇望し、時間を惜しみ、死を恐れる

広告代理店のボスは娘を亡くして以来塞ぎ込んでしまい会社自体が存続の危機に

共同経営者であり友人である3人は議決権を得るた
>>続きを読む

チャプター27(2007年製作の映画)

3.0

ジャレッドレトの役作りにビックリ。太りすぎでしょうに、、
ただ太っていても眼は変わらないですね

夢中になると視野が狭くなるオタクっぽさを見事に演じてますね

ナレーションの妙に高い声や喋り方は不気味
>>続きを読む

クリミナル(2004年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

詐欺系の映画で「あなたは騙される」って煽りが書かれているとだいたい詐欺師側が騙されるよね
煽り文の時点で若干ネタバレ感というか予想できてしまうというか

あとジャケットのマギーの顔が邪悪すぎてそれもネ
>>続きを読む

ザ・ロイヤル・テネンバウムズ(2001年製作の映画)

4.0

事故で妻を亡くして以来病的なほど防災意識が強いチャス

いつでも逃げられる用に動きやすいジャージ姿で過ごしてるのかと思うと悲哀を感じてしまう

多くを語らずキャラクターの心情を想像させてくれるのがいい
>>続きを読む

セント・オブ・ウーマン/夢の香り(1992年製作の映画)

3.0

フィリップシーモアホフマンが若いなぁ!!
この頃は髪型も相まってちょいちょいジェシーアイゼンバーグにも見える

目をあまり動かさない盲目の演技が絶妙
次オレに触ったら殺すぞ の時の目力は凄まじい

>>続きを読む

恋愛睡眠のすすめ(2006年製作の映画)

3.0

ミシェルゴンドリーによる夢の映像化はやっぱり好きだなぁ

子供のようなダメな男
ラブストーリーのようで世にも奇妙な物語というか、、側から見てるととても厄介で怖い隣人だろうな

夢と現実と妄想も入り混じ
>>続きを読む

タロットカード殺人事件(2006年製作の映画)

3.0

死んだ記者から情報を貰い、犯人を捜す記者志望のスカーレットヨハンソン

気軽に観れる喜劇って感じで良いんだけど、ウディアレンが作中でしゃばるのがやっぱり気になるなぁ

それが良いんやんって人も多いとは
>>続きを読む

21グラム(2003年製作の映画)

3.0

時系列をシャッフルして展開するが、シーンが繋がる時の爽快感や驚きは無く、小出しにネタバレされてる感じに思える

特に最初の30分はジャケット裏のSTORYを見ていないと分かりづらすぎて展開の仕方が難解
>>続きを読む

シックス・デイ(2000年製作の映画)

2.5

結構ドンパチしてるアクション系として期待し過ぎず、気楽に観ると楽しめる映画だと思う

ストーリー的にはリズム感に引っかかりを覚えるし、クローン物やしこうなるやろなぁが予想できてあまり良さを感じなかった
>>続きを読む

完全犯罪クラブ(2002年製作の映画)

2.0

何年も前に途中リタイアした作品
ライアンゴズリング目当てで観たけど30分ぐらいで観てられなくなったなぁ

節々に溢れるサンドラブロックの悲しい過去がありつつもタフで有能なキャリアウーマンでしょ私。感が
>>続きを読む

グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

3.6

エドワードノートンがやっぱりいいね
アガサ役の人の可愛らしさも良かった

ホテルの顛末には寂しさ、哀愁を感じるが、ラストの本を読む女性のように想いを馳せる人がいる事で次の時代にも生き続けるのかな

ショウタイム(2002年製作の映画)

2.6

デニーロの無駄遣いなしょうもない映画

茶番なコメディですが、不思議とそこそこ満足感があったのは、デニーロのおかげかも

ディパーテッド(2006年製作の映画)

3.8

緊張感が絶えず続く、見応えのある作品。

犬に避けられるマットデイモンにクスッときますね。

ジャックニコルソンの銃を落とす芝居時の表情の移り変わりが非常に良い。

>|