oikeさんの映画レビュー・感想・評価

oike

oike

映画(108)
ドラマ(1)
アニメ(0)

しあわせなんて、なければいいのに。(2024年製作の映画)

-

想像以上に良かった
文脈は欠落していて物語性には乏しいけど、青春期特有の過剰さや先の見えない恐怖感は上手く描けていたと思う
美しい光景と女の子たちが出てくるだけでオールオッケーみたいなところはある
>>続きを読む

異人たち(2023年製作の映画)

4.2

かなりよかった
原作の幻想性を踏まえつつ世代間格差にも切り込む、現代的な映画に上手くブラッシュアップされていたと思う
帰りのエレベーターで女性が「泣くような映画だと思ってなかったのにボロボロ泣いちゃっ
>>続きを読む

GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊(1995年製作の映画)

-

世界観は良いけど話の内容は全然分かんない
映像が記憶の中で醸成されていくことを期待
あと5年で都市がここまで変化したらたまげるな

バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2(1989年製作の映画)

3.9

はちゃめちゃだよ〜
1の復習としても楽しめる
犬と彼女は無事でしたか

枯れ葉(2023年製作の映画)

4.0

犬が出てきてから全てが好転した
女性が犬を可愛がるとき、とても良い表情をする
アル中ってみんな同じ表情してる
カラオケ王が「カラオケ王」って呼ばれてて笑った
顔や家具にできる陰影が綺麗だった
この静か
>>続きを読む

バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985年製作の映画)

4.4

普通にクッソおもろい
おじさんが過去でも檻に入れられてるくだりで爆笑した
話の内容はほとんどドラえもんだが街の風景やファッションや音楽が良すぎる
ディックやブラッドベリやハインラインの生み出したアメリ
>>続きを読む

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

-

とても良かったけど物理的な退屈はどうする事もできなかった
しかしそれは変化において自分の実感と他人からの外観に隔絶があることを象徴しているとも考えられる
物語性の排除された自分の生活に他者が介入するこ
>>続きを読む

ローマの休日 4K レストア版(1953年製作の映画)

5.0

ありがとう
言葉にできないくらい切ない
ラストシーンが本当に良い
初めて見たのは19歳の時だったと思うけどその時からだいぶ感じ方が変わっていた
おれも今まで見てきた街の景色や人々のことをいつまでも憶え
>>続きを読む

ハリー・ポッターと秘密の部屋(2002年製作の映画)

4.0

このくらいの年代の子どもたちは1年ちょっと会わないだけでもだいぶ成長するんやな〜
部屋にしてはデカすぎるな
ヘビ・クモ嫌いな人は閲覧注意
あんな危険生物ばっかり学校で飼うなよ
ハリーやロンが魔法を徐々
>>続きを読む

ハリー・ポッターと賢者の石(2001年製作の映画)

4.3

面白すぎ〜〜
目を引く世界観と飽きさせない展開で最初から最後までずっと面白い
音楽がとっても良い
ハリーはなろう系主人公すぎるし、スネイプ先生は稲垣吾郎すぎる

海を感じる時(2014年製作の映画)

-

一つ一つのカットは悪くなかったけどいかんせん退屈だった
原作はめっちゃ好きだったけど、文章で語られている心情等を映像で補おうとして補いきれていない部分があった
最後のカットと主演2人の演技はめっちゃ良
>>続きを読む

海街diary(2015年製作の映画)

-

生活やなあ
鎌倉や湘南が舞台の優れた作品は多いね
田舎の店はほとんど常連客で成り立っている、でも味はかなり美味い
おれは田舎の学校で青春を過ごすのが夢だったが今となっては映像で追体験する以外ない

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

-

本当に辛い
おれも彼の立場だったら慟哭しちゃうかも
別れる直前は飄々と振る舞ってても別れを実感するにつれて辛くなるね
鑑賞後はオアシスのDon’t go awayを聴きながら帰った
チェキが徐々に現像
>>続きを読む

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

幻想文学だ
液体の描写が上手すぎる
洗練された感覚の積み重ねで出来上がってる感じだな
鳥が予想の100万倍出てきます

リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

4.3

たのしい映画
久保史緒里さん、声が良い
時間が止まってくれたらな〜って誰しもが思う素朴な祈りを映画にしちゃいましたって感じ
愛と祈りの密接な関係
映画が終わって外に出ると「本当に時間動き出したんだ」っ
>>続きを読む

怪物(2023年製作の映画)

5.0

今まで見た映画の中で1番好きだったかも
非の打ち所がない完全無欠の映画
共感って陳腐な言葉で片付けたくないけど、おれのためのものだと思わざるを得ない
あの当時見ていた、聞いていた、感じていた、思い出さ
>>続きを読む

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

3.9

音楽とスポーツ漫画みたいな暑苦しさ(=爽快感)で全体的な作品の質を底上げしてる感じ
主人公中心に回っていく物語かと思いきや全員に焦点が当たってライブで集結する群像劇だった
良くも悪くもストーリーはわか
>>続きを読む

逆転のトライアングル(2022年製作の映画)

4.6

クッッッッッソおもろい
パンクロックだ
音と映像と物語で感覚に訴えかける本物の地獄
笑えないけどどうしても笑ってしまう
マルクス読んでおけばもっと面白かっただろうなあ
完全に理解するためには教養を必要
>>続きを読む

トップガン(1986年製作の映画)

3.8

熱くて泥臭くて若くてサイコー
全員めちゃくちゃ良いところに住んでていいな〜
戦闘のシーンで目回ってしまった

月の満ち欠け(2022年製作の映画)

-

人妻の有村架純エッッッッッッッッ
そのほか、俳優の方々の演技がめっちゃ上手い
話題がコロコロ変わりすぎてひとつひとつの出来事が薄くなってる TikTokとかSNSの影響とかだったら嫌だな
原作はここま
>>続きを読む

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

-

そんなんずるいよ〜、良いに決まってる
OPに The birthday、EDに10-FEETはマジで理解り過ぎてる
音良すぎて曲聴くだけでサイコーの気分になる
初めてスラムダンクをリアルタイムで体験で
>>続きを読む

左様なら今晩は(2022年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

“思い出の片隅はもう白く濁り 色褪せたまま剥がれてしまうから”
現実と妄想の狭間に生じた不安定な恋愛と、それすらも失われる完璧な喪失
オタクによるオタクのためのオタク映画
引きで撮る場面が多い分、寄り
>>続きを読む

ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

4.6

おそらくラストギンレイ
言葉を失うくらい良かった
どうしてこんなことになっちゃったんだろうね
こんなことになっても幸せな瞬間ってあるよね
家族愛こそが純愛なのかもね
ヤフコメ民は全員この映画見たほうが
>>続きを読む

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

個人的には「天気の子」より好きだった
「鍵を閉める」行為を呪術的に描きつつ最終的には生きる人たちの生活に着地させる。大きすぎる困難に感じる無力感、そして生まれる「祈り」こそ呪術や民俗学の本質だと思う
>>続きを読む

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

4.6

ずっと爆笑してた
日本て治安悪いんだなあ
伊坂幸太郎で育ってきたものとしては、ハリウッド映画化されて嬉しい気持ちになった

耳をすませば(1995年製作の映画)

-

ジブリで一番好きかも
もう戻ってこない東京の原風景
セーラー服や二人乗りも無くなってしまったら悲しい
画がとても良い
インターネットミームに使われ過ぎ
雫は小説家やめてlo-fi girlになったのね

ショーシャンクの空に 4Kデジタルリマスター版(1994年製作の映画)

5.0

文句なしで最高の映画
二度目だけど一度目の感動を同じくらいの密度で味わえて嬉しい
画の綺麗さはもちろん、音響も映画館で観ると素晴らしかった
密閉された空間では音がよく響く
素晴らしいシーンに立ち会った
>>続きを読む

ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)

2.0

さすがに許容できるレベルを超えてる
本編を切り貼りして作ったグロテスクなモンタージュ
劇場版Adoにワンピースが利用された形だ
電通の罪は重い
ストロングワールドやFilm Zって凄かったんだな………

WANDA/ワンダ(1970年製作の映画)

-

自分のことのようでしんどくなっちゃった
ただあまりにも語られなすぎてちょっとついていけなかった
画も良かったし良い映画ではあると思うけど……

それから(2017年製作の映画)

3.8

ブチギレ女性の韓国語こわすぎる
時系列が交錯するアイデアは面白い
白黒ならではの良さがあると思う(タクシーのシーンなど)
もしおれも詩を朗読されて文章の理由を問われちゃったらどうしよう恥ずかしすぎる

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

5.0

エグ!!!
洋画の良いところが全部凝縮されてる
セリフも映像も音楽も全部イカしてる
見終わった後にいくつかの映像や言葉が、なんとなく頭の隅に残ってることに気づく
アメリカの古物商店には行かないようにし
>>続きを読む

東京物語(1953年製作の映画)

-

半端なく良かった。白黒映画という理由だけで忌避していた自分を悔いたい。
全編を通して「語られないがゆえに十二分に語られる哀愁」という感じだった。
「低いところから撮る」という撮影手法も、実際に見ると日
>>続きを読む

クライ・マッチョ(2021年製作の映画)

4.6

あまりにも好きすぎる
イーストウッド最強老人すぎる
91歳ってマジ?
ジジイの吐くユーモア、それだけでめちゃくちゃおもろい
映る全ての”動物”が10秒後死んでるかもしれない危うさを持っている
だからこ
>>続きを読む

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

-

全部デカすぎる……
新旧の融合素晴らしいわね
出演者が全員豪華すぎる
セリフ難しすぎてAWSのマニュアルかと思った

フォレスト・ガンプ/一期一会 4K ニューマスター版(1994年製作の映画)

-

さすがに人生過ぎ
高校の時とかに観てればベスト映画になってたかも
水平線の向こうに沈んでく夕陽と、湖に映る雪を被った山脈と、一面に広がる小麦畑とフォークソング、全部アメリカの原風景だ
最後のシーン撮り
>>続きを読む

>|