映画を観るならフランス映画さ〜
最近よく聞いている甲斐バンドのポップコーンをほおばってからお送りします
これは映画と言うよりゴダールによるゴダールのためのオナニー映画のように感じるが、1本の映画とい>>続きを読む
手術に向かう車での祖母への『 さようなら』と祖母の家に帰り母親が戻ってきていての『 マリオン』この二言で映画全てが纏められ自分なりの解釈に繋がった
内容はともあれ、この時間での映画の構成力は監督の手>>続きを読む
夏が始まる前に
映画というのは、メッセージが伝わるように観客の存在を意識して展開してゆくものだが、これは必死に解釈しようと憤悶する自分が滑稽に思えてくるほど、徹底的に置いてけぼりにされる。 こんな>>続きを読む
産まれたての子鹿のような歌い姿が堪らなく愛おしい
ヴェンダースのロードムービー三部作の二作目。初見。
ゲーテの教養小説を、ペーター・ハントケが現代(当時は西ドイツ)を舞台に翻案したものとのこと。
「孤独」をテーマに、主人公の独白、旅先で出会った人た>>続きを読む
昨日のパリテキサスに引き続き
ヴィム・ヴェンダース
彼のカラー作品から入ったが、モノクロを見ることでより明白にカメラワークを捉えれた。対象物への終着点までの静と動との対比が象徴的で観るもの(僕)を魅了>>続きを読む
ロードムービーという前情報のみで見始めた本作の感想です。
ロビー•ミュラーによるカメラワークが素晴らしく、モハーベ砂漠や田舎のバー、モーテル、ビルボードなどアメリカのロードサイドを美しく描きだしてい>>続きを読む
冒頭の長回しのオープニングシーン、これだけでも一見の価値ありです
生活音をそのまま同時録音してせりふが聞き取れなかったり、テキトウな会話を録音して盗み聞き風に仕立てたり、ネガポジ反転映像を使用したり。またゴダール特有の人を食ったようなB.G.Mの使い方はここでも生か>>続きを読む
映画というよりLIVE
ジャズ好きなら 観に行くべきと勧めてくれたあさみに感謝
一番搾りしか置いてなかったから呑んだけど映画の相乗効果なのか好きになった
当時24歳のシャンタル・アケルマンが自分主演で撮った本作は、ヌーヴェル・ヴァーグ的でもあるし、またアメリカン・ニューシネマ的でもある。
ひとりでいる時も、誰かといる時も、彼女自身の心の奥底にある物悲>>続きを読む
10分という限られた時間だからこその想像力を掻き立てる脚本と演出
映画は観て終わりだとつまらないじゃないかとロメールが教えてくれますよ
哲学者ジル・ドゥルーズが、ジャック・タチと並ぶフランス・コミック映画の最高傑作、と評したことからも分かる通り、三時間を超える“大作”なのだが、その長尺を気にさせないJ・リヴェットの映画遊戯の迷宮だ。>>続きを読む
古典的=現代的
詩人エリオット曰くすべて新しいことは無意識のうちに伝統的な事柄に基づくと映画内で言っているがそれを体現しているのがゴダールと思う。
ルーブルラン、カフェでのダンス、実験的な演出、過度>>続きを読む
この作品をテレビでサブスクで見ていることに不甲斐なさを感じます。申し訳ありません。
60年代ゴダールがアンナ・カリーナと長編では最後にコラボレーションした、ゴダールらしい、ポップな原色、サウンドコラージュ、挿入される詩的なダイアローグと鮮烈な映像に満ちた傑作。ゴダール自ら編集した予告>>続きを読む
ジャンゴ・ラインハルトを崇拝し、自分は世界で2番のギタリストだと思い込んでる男
ジャズに精通したウディ・アレンらしい設定ですな
失って気づく、人間らしくくさい終わり方で、今宵嗜んだヴォエルツィオのバ>>続きを読む
演奏シーンだけはお宝です。
この映画は何と言っても、ジャズミュージシャンの出演が凄い。そこが見どころというか聞きどころと言って良いと思う。
ライオネル・ハンプトンはよく笑っているモノクロ写真を見るの>>続きを読む
ユーモアとセンスのある女性って素晴らしいな
ニーナシモンで迎えるエンディングもgood
ビフォアシリーズは恋人と見るのに最高の映画だと思う
これをシナリオ無しの即興演劇でやってのけるジャンポールベルモンドとアンナカリーナ。
2人のゴダールの感性の理解度とリスペクトが見受けられる。これぞ完璧な映画だと僕は思う。