あゆみさんの映画レビュー・感想・評価

あゆみ

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ビハインド・ザ・コーヴ 捕鯨問題の謎に迫る(2015年製作の映画)

1.0

こんな酷い映像のかたまりを見たのは初めてだ……。酷すぎてドキュメンタリーと呼ぶことすらできない。意味も脈絡もないぶつ切りで垂れ流されるインタビューと、新規性のない嵐のような資料の物撮り、情報が薄くイン>>続きを読む

悪は存在しない(2023年製作の映画)

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石橋英子さんの「ライブパフォーマンス用の映像を作ってほしい」というオファーから始まった本プロジェクト。同じ撮影素材の中からライブ用サイレント映像『GIFT』と、映画『悪は存在しない』が誕生したという。>>続きを読む

何食わぬ顔(2003年製作の映画)

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何食わぬ顔ーーー自分のしたことや思っていることが人に知られては困る時、注意をそらすために平然と振舞うさま。

日常生活ではなかなか聞くことのない無色透明な状態の声。言葉以上に物語ってしまう体。非合理で
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.6

映画は体験だ。映画は最高のエンターテインメントだ!全力で観衆を喜ばせるんだ!
トム・クルーズの愛が詰まってて泣けたよ。
最前列でポップコーンとコーラ抱えて、戦闘シーンに心臓が飛び上がったり、小粋なジョ
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トップガン(1986年製作の映画)

3.8

名作には名作たる所以がある。
戦闘機パイロットのカルチャーを手放しで肯定するのは難しいが、ほんの少し共感を寄せられるように。

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.5

ずっと行ってみたかった八ヶ岳自然文化園での星空の映画祭にて。スパイダーマンシリーズとは縁のない人生だったので、スパイダーマン、アメイジング・スパイダーマン2、ホームシリーズを事前学習しいざ最新作。
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

4.0

当たり前におしゃなんだけど、しっかりホラーで三度叫んだ。時代を捉え、届きそうにもない人へ思わぬ方向から一発食らわせる感じも有り難い。
自分の話が理解されない、日常が立ち行かなくなる苦しさのついて思いが
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マイスモールランド(2022年製作の映画)

4.2

「私たちには居場所が必要だ。誰もがこの地球上の『どこか』に、今日も明日も変わらず安心して暮らし、眠れるためのスペースを必要としている。その居場所は単なる物理的な場所であるだけでは足りず、人間であること>>続きを読む

隔たる世界の2人(2020年製作の映画)

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語り合えばわかり合える、なんて、まとめられるはずのない世の中で、ときに想像を超える残酷さに殴られ、傷つき絶望する夜があっても、信じ愛せる朝もきっと来る。そう言い聞かせて、対話と想像、忍耐を握りしめ続け>>続きを読む

東京クルド(2021年製作の映画)

5.0

監督が、在日クルド人の青年に将来について尋ねたところ、「シリアに行ってIS(過激派勢力イスラム国)と戦いたい。日本で暮らしていても希望がない。生きている価値を感じられないから」という答えが返ってきた。>>続きを読む

フィルス(2013年製作の映画)

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これまで『トレインスポッティング』や『ファイト・クラブ』の感想は「あー、はいはいそうですか」で終わっていたけど、そこから一歩進んでしまった感覚。
地続きだったんだんな。やっと自分に諦めがついたのか、わ
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森のムラブリ(2019年製作の映画)

4.2

タイやラオスの山岳地帯に暮らすムラブリ族。400人程度の少数民族で、狩猟採集をしながら遊動生活を送る。「黄色い葉の精霊」と呼ばれる伝説的存在のリアルな生活を捉えた映像人類学的ドキュメンタリー。

奪い
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死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.7

コワカタ〜。インスタントに別の世界線に没頭できる映画館って最高だ〜。安定の白石監督であった。ガラス越しの演出が秀逸。

先に本作を観ていた友人が「結局事件は陰キャ同士で起こる。陽キャは事件に巻き込まれ
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親密さ(2012年製作の映画)

5.0

届かなかった手紙、伝えられなかった言葉、言葉にならなかった想い。
先走って入力したテキスト、不用意に発して傷付けた言葉、本心ではなくても一度世に放ったら決して取り消せない産物。

元来不完全な代物に頼
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猫は逃げた(2021年製作の映画)

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『愛なのに』の期待感で観に行くもかなり微妙で睡魔との戦い。「もうこの足ダメだな」は笑った。非国民扱いを受けるが、猫を含め動物全般好きじゃないという…

カモン カモン(2021年製作の映画)

3.0

明日が今日よりもっと良くなると楽観できるはずもない時代で、今のティーンは何を思いどう過ごしているのか。これから数十年の間に何が起きてどう対処していくと思うのか。生まれてきて良かったと思えるのか。

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パリ13区(2021年製作の映画)

3.9

未成熟で不完全な人間たちの喪失と逃避と発見。
大人なんだから、こういう経験をしたから今こういう人間なんです、なんて説明しない。簡単に説明できるようなことは少ないし、言葉にするほど嘘っぽいエピソードトー
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.3

When I watch a good movie, I feel glad to be alive. It reminds me that I am alive for moments like t>>続きを読む

架空OL日記(2020年製作の映画)

3.0

ネタでも悪口は聞いていられないし、女子更衣室や女子トイレで悪口ばっかり言ってる演出は地獄だなと思ったけど(あんな中学生みたいな社会人さすがにいないでしょ…)、それ以外のしょうもない会話は自分もそこにい>>続きを読む

愛なのに(2021年製作の映画)

4.1

城定監督、瀬戸さん、毎熊さんのスペシャルトーク付きで鑑賞。2回目以上の観客が多いからか皆声出して笑う。劇場に一体感があって本当に楽しかった〜

帰り道、土砂降りも気にならないくらい最高の気分で「低い飛
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オーロラの彼方へ(2000年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

タイムパラドックスものはとにかくハラハラしてしまって苦手。映画館なら逃げ場がないから観るしかないけど、家だと逃げ惑って積極的に気を散らしてしまって全然だめ。
これもどうせ上手くいかない物語だろうと思っ
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私たちも伊藤万理華ですが。(2020年製作の映画)

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イマドキ縦画面のベリーショートフィルム。
まりっかちゃんを堪能させてもらえてありがたいです…頭上がらないです…!
テレビ局のADが好き。狂ったようにカチンコ鳴らすのと舌打ちの応戦が愛おしすぎ。
チッチ
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ナイル殺人事件(2022年製作の映画)

3.0

昨日久しぶりに『湯を沸かすほどの熱い愛』を観て、何度観ても最高のピラミッド😭🙏✨と思っていたところに丁度いい映画が!

両隣からポテトのいい香りがして終始ポテトに気を取られていたけど、何も考えずに観る
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テレビで会えない芸人(2021年製作の映画)

3.6

東海テレビの阿武野さんプロデュースということで、毎月6日のポレポレデーにありがたく鑑賞。畳み掛ける舞台に朝からひと笑いさせてもらいました。

「第4次安倍内閣が発足したけど自分は大惨事安倍内閣って言っ
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