あゆみさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

あゆみ

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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

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当時、胸くそ悪くてレビューできなかったやつ。劇場を出て何も言葉がなくてとりあえず酒を流し込んだ夏。
昨日夕方から映画を観に出かけたら17℃もあって驚いた。季節がどんどん変わってる。
『cosmetic
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パンケーキを毒見する(2021年製作の映画)

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"パンケーキおじさん"のしょうもなさ。政治に興味のない人にサクッと観てもらいたい系。

ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

思っていたより『ナイト・オン・ザ・プラネット』で、「ナイトオンザプラネット」でもあって、尾崎世界観を堪能させてもらえてとてもよかった。

「どこか行きたいけど自分では決められないから、誰かに行き先を決
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野火(2014年製作の映画)

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戦争がしたいやつはこれを観てから自分の身一つで行ってこい!

赤い闇 スターリンの冷たい大地で(2019年製作の映画)

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以下のツイートで本作を知り鑑賞。
今この瞬間も極限状態の中で過ごしている人が大勢いて、自分のような無関心層が加担してきたんだと思うと、自身の無知が申し訳なくて言葉にならない。
https://twit
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ファースト・ポジション 夢に向かって踊れ!(2011年製作の映画)

4.8

持っているもの、背負っているもの、生まれ育った背景、置かれている環境は千差万別。
それでも等しく舞台を目指し、自己を律して真摯に打ち込み、全身で魅せる姿には胸が熱くなる。
とりわけ戦争孤児だったシエラ
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子供はわかってあげない(2020年製作の映画)

3.8

安定の沖田監督だった✌
「ガールミーツボーイ 青春の胸騒ぎ2本立て」と題して『サマーフィルムにのって』との二本立てって目黒シネマ天才すぎでは…。
本当にありがとうございました…。

サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)

5.0

最高&最高&最高だった。勝負しよう。好きになれたものを大切にしよう。
ああもう、夏が来てしまったな。ロロのチケット取っちゃったよ。

ゼンタイ(2013年製作の映画)

4.2

全身タイツのビジュアルが強く何となく後回しにしていたが、今もこの世の中のどこかで繰り広げられていそうな、絶妙な空気感のオムニバスコメディだった。
橋口監督の目線を通すと、ひとってしょうもないけど可笑し
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シネマスコーレを解剖する。 コロナなんかぶっ飛ばせ(2022年製作の映画)

3.7

木全さんの「一人で完結させてちゃ駄目だ。人と関わって一緒に作り出さないと」というメッセージ、心に刻みました。
夏になったらスコーレTシャツを着てまた観に行きます🎐

Cosmetic DNA(2020年製作の映画)

5.0

憧れのシネマスコーレにて舞台挨拶付きで鑑賞。
39周年を迎えたこの日、とうとう名古屋に降り立ちました。素晴らしかった…!

まず坪井さん行きつけの「シェフ」で、手作りカニコロのあんかけスパ(鉄板焼き)
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音楽(2019年製作の映画)

3.9

坂本町ロックフェスティバル、バチクソかっこいいやないか〜!!(興奮して心の中の関西人が出てくるやつ)
リコーダー吹きながら逃げるときの手ブレ感とステージでのスイッチングが最高。
一つのアニメとは思えな
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ウエスト・サイド物語(1961年製作の映画)

3.3

平和にお行儀よく生きられる状況ならきっと多くの人はそう生きる。
暴力に明け暮れる荒廃した生活を、無関係なものと切り離したり自己責任と責めたりするのは加担しているのと同じよね。
身を乗り出して観たのはダ
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ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

4.0

『ちょっと思い出しただけ』に向けて鑑賞。
車内で共有する不思議な親密感。
タクシーの場合は、同じ目的地へ移動するある種の共犯関係のような存在になるからか、単にタクシー運転手のサービス精神か、大人同士の
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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

4.2

ウェス・アンダーソンの大洪水で、映画で観るのが勿体無いという感想。
エンドロールまで完璧で、プレーヤーはないのにOSTをアナログレコードで欲しくなっちゃう。
芸術も偏愛も極まると凶気や暴力性を帯びてき
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The Witch/魔女(2018年製作の映画)

3.8

我らがキム・ダミッシとチェ・ウシクッシのバチバチの絡みが観られると聞いて、『その年、私たちは』を完走した興奮のままに鑑賞。
もうバチバチ具合が予想の斜め上をいってて、やばい以外の語彙が消失😂
アメコミ
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ザ・コール(2020年製作の映画)

3.7

怖かった〜涙
ビビりまくりで思考停止😭
最後一体何が起こったかわからず、観終わった瞬間に電話してしまった😭
チョン・ジョンソッシ〜😭『バーニング』から強烈(最高)です〜😭😭

街の上で(2019年製作の映画)

4.0

めちゃめちゃ好きなタイプの映画だった〜金曜の夜に家で観る映画として完璧すぎた〜声出して笑った。でもチーズケーキの歌にはグッと来ちゃった。いつだって好きになるのは声なんですよ、声!

「これはねシモキタ
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絵の中のぼくの村 Village of Dreams(1996年製作の映画)

3.6

友人と部落問題について話していた際、話題に上った本作。
さぞ重い映画だろうと覚悟して観たら、主題は双子が過ごした瑞々しい夏の日々だった。
土佐弁でピーチクパーチクしてる双子が本当に可愛らしい。釣りの最
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バーニング 劇場版(2018年製作の映画)

3.2

「頭であると思うんじゃなくて、ないことを忘れたらいい」
パントマイムがセクシー…!大事なのはそこに本心からの欲求を乗せること。
お腹が空いたリトルハンガーと人生に飢えるグレードハンガーの二人の男と、現
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台風クラブ(1985年製作の映画)

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今の時代感覚からすると到底肯定できない不快な表現が多数あったが、そういう演出を含め、わからないと感じたことを大事にしたいと思った。
俗耳に入り易いものばかり摂取していると、どうせこんなもんだと物事を雑
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響 -HIBIKI-(2018年製作の映画)

3.4

平手友梨奈ちゃんと世の中のすべてに幸あれ〜🌸🌸🌸

愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.6

ナカハラァァァァ🥲と心のなかでむせび泣いた。
葉子もね、あれでいて、仲原を大事に思っていたりするんですよ🥲
強がったり言い訳したりしているうちに、自分の本心も振る舞い方もわからなくなることってあるでし
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ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

3.5

A black comedy with a lot of money at stake.
The more ridiculous the staging, the more gloomy it mad
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.8

濱口監督の映画を鑑賞することは、私にとって心理療法的な体験と言える。日常から断絶した空間で自分の心身とひたすら向き合う。

他者を理解するためには自らを理解するほかない。残酷だけどその唯一の正道を歩む
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香川1区(2021年製作の映画)

5.0

誰がなんと言おうと最高です。レビューも評価も完全に主観でいいんです。好きってそういうものでしょう!

もともと選挙は欠かさず行くし、タイミングがあえば国会中継は見るし、政治には人並みに関心を持っていた
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偶然と想像(2021年製作の映画)

5.0

何でもない日常が実は最も尊いんだと頭では理解しても心が否定する。平凡に暮らす自分がどうしようもなく無価値に思えたりする。

まだできることがあるんじゃないか。今からでも何かになれるんじゃないか。本当は
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由宇子の天秤(2020年製作の映画)

3.8

人類皆ポンコツ。
立派に見える人だって、結局人間だから、いや人間という事実だけでロクでもないんだよな。
愚かな選択を重ねることも、選択の良し悪しが死ぬまでわからないことも山ほどあるけど、自分で決断して
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あのこは貴族(2021年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

大好きな友人らと観て語って、シスターフッド映画という宣伝文句が初めて腑に落ちるような、絶妙な映画体験だった。

姉が紹介した男が全登場人物の中で最もムカつくとか(ジャズが男の影響って何様)、紹介するつ
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

もう全部デフレのせいだよ!君たちは何も悪くない!と駆け寄りたい気持ちだった。
「パズドラしかできない」の棘が刺さったまま。過酷な現実がたくさんあって、馬鹿馬鹿しいと笑ったり突き放したりなんてできない。
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his(2020年製作の映画)

3.0

子役が可愛い!決して悪くないんだけど、やや薄っぺらく感じてしまって今ひとつ。
2020年代のうちに、性的マイノリティとかLGBTQとかわざわざ看板つけるのは終わりになるといいなぁ。
誰かが生きにくさを
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37セカンズ(2019年製作の映画)

4.2

主演の佳山明さんが本当に素晴らしかった。声で、目で、表情で、手で、後ろ姿で、説明しがたい複雑な感情を掻き立てられる。
『パーフェクトレボリューション』も障害者の性を描いた作品で、新たな気付きは多かった
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アルプススタンドのはしの方(2020年製作の映画)

3.3

低予算感溢れる会話劇でほのぼのした〜
コロナで劇場に出向く機会が極端に減ってしまい、特にこの手の"別に観なくてもいい映画"を観るのは本当に久しぶりだ…。
観なくてもいいんだけど、暇だからとりあえず劇場
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82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

痛烈なメッセージに心を抉られ、揺さぶられた。本当に観てよかった。
価値観の凝り固まったダメなオジサンたちに鑑賞を義務付けたいくらい。


・孫の誕生について度々聞かれ、嫌気がさしていることを言うと、「
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浅田家!(2020年製作の映画)

2.5

ここまで揺さぶられない映画も久しぶりだ。凪。