hiさんの映画レビュー・感想・評価

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逆転のトライアングル(2022年製作の映画)

4.0

今作は、前回同様に社会構造を扱っていて提示しているテーマも一貫しているなと感じたけれど、突き抜け方が何段も上がって凄かった。。鑑賞者側に不快感を与えることが表現の理由に折り込まれていて、それが後押しし>>続きを読む

海よりもまだ深く(2016年製作の映画)

3.9

ずっと観れておらずにやっと鑑賞。

団地の家族のお話。
だらしないキャラクターが是枝さん映画だと新鮮だった。そしていつも思うけど子役の配役が絶妙で、子役が輝いていると思った。

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.2

冒頭など流石すぎるクオリティの高さにクリストファー・ノーラン改めて偉大な映画監督だと思い、キリアン・マーフィーも含めて凄すぎると思いながら見出したものの、展開わかっているのに15日の実験成功のシーン辺>>続きを読む

バービー(2023年製作の映画)

4.0

スゴい 想像より突き抜けてて普通に笑った 現代コメディ代表って感じ この映画みてよく分かんなかったと思うのだとしたら現代社会について無知で恥ずかしいという分かりやすい指標だなと思った 若い世代で流行っ>>続きを読む

王と鳥(1980年製作の映画)

5.0

久しぶりに再鑑賞。フランスアニメーションならではの表現がやっぱり素敵すぎる。言わずもがなの傑作。

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

4.0

ウェス・アンダーソンの近年の興味関心ごとを垣間見た気がして面白かった。宇宙、科学、家族、愛、夢、仕事などの人生のトピックが挙げられていた。また構成要素が、近年の傑作映画だと私が感じているものに共通する>>続きを読む

ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

3.6

公開した年からチャレンジしているのだけど、何度も途中で観るのに挫折して、今回やっと最期まで鑑賞。美術的に素晴らしいなあと思うシーンが多かった。また気味の悪い近未来の表現が面白いなと思う反面、セクシャル>>続きを読む

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.6

思ったよりリアルっぽい表現が多くて今後の展開が楽しみだと思った。監督は「NEXT FLOOR、華麗なる晩餐」からファンなので、「DUNE」シリーズが今後どうなるのかは楽しみ。

東京タワー(2004年製作の映画)

-

江國香織原作懐かしい。。平成の停滞感の象徴的作家の1人だと思っている。その代表作。観たのは中学生とかだった気がする。

ひつじのショーン スペシャル いたずらラマがやってきた!(2015年製作の映画)

3.6

人に薦められて、言われるがままに鑑賞。普通に面白かった。ストップモーションのアニメーションはやっぱり良いなあと思った。ただ、いつも熱狂的なファンに薦められることが多くて戸惑う状況とセットのシチュエーシ>>続きを読む

ようこそ映画音響の世界へ(2019年製作の映画)

5.0

年末に鑑賞。こういうのが観たかった。素晴らしい内容だった。

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.2

意外と前情報が入ってしまってからの鑑賞。観ながらこれはどう捉えたら良いのかなとずっと悩みながら観ていたところ、最期にNina Simone 「Feeling Good」が流れて役所さんのあの表情で、、>>続きを読む

メアリと魔女の花(2017年製作の映画)

4.2

ジブリのスタッフ陣がつくってるからそれはそうなんだけど、スゴいクオリティが高かった。映画館でみるべきったなあ。子どもの時のどうしようもない感じが絶妙に表現されてて流石だった。イギリスの童話としても美術>>続きを読む

怪物(2023年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

本作は、事前情報を得ずに鑑賞。序盤から母親の気遣いか気遣いになっていない違和感を感じつつも攻撃的な憤りへと感情を誘導される。途中まんまと見えている一面だったと気づき提示される議題に悩みだす。

そこで
>>続きを読む

コロンバス(2017年製作の映画)

4.3

久しぶりに長編映画のテンポを体感した。建築と街とそこに在る2人にフォーカスした作品で、その主要な要素を巧みに構成していて、距離感がとても心地よい作品だった。こんなに好みの映画だとは思っていなかったので>>続きを読む

アナイアレイション -全滅領域-(2017年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

ソラリスの海に近いけど、遺伝子?細胞に介入してくるからもっと生物学的なバージョンで新鮮だった。先程みた映画「メッセージ」が現実に起こった場合の軍の描写がリアルだっただけに、組織編成や危機対応の考え方が>>続きを読む

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