何気ない、些細な変化を見つめることができるか。生きていくことは、説明ができない物事とどう向き合うか、気づいていくか、感じられるか、そんな瞬間の積み重ねだと思ったりした。フィルムを通して映し出される日常>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
静かな記憶についての映画。家族というのは個の集合体である、血縁とかそういうもので語られない、孤独の中から浮かび上がる絆や愛、メッセージの在り方が好きだった。自分が求めようとする手がかりとは別の次元で語>>続きを読む
あるある&いるいる設定てんこ盛りで、タイムループに気づいてから畳み掛けていく展開が、見ていて気持ちよかったし面白かった。自分も早く抜け出したい👐👐👐
家の柱や扉がフレームとなって切り取られた画がとっても良かった。耳をすませると小学生たちの会話が聴こえてきたり、姉妹の台詞以外の音(生活音や環境音)が聞こえてくる余白とか距離感が面白くて、まるで映画館が>>続きを読む
お金や時間に囚われすぎている状態、もしくはその余裕のない状態から抜け出すことができないでいると、こういう瞬間に立ち会わせてしまうんだと思った。7番卓の家族がイラつくな。立ち止まって深呼吸しようって言え>>続きを読む
クローズアップが多用されるのが好きだった。オリヴィア・コールマンの佇まいが圧倒的すぎる。ジョシュ・オコナーは終始心の奥で何考えてるか分からない表情してて切なかった。過去の余韻をぐっと引き出してくるスト>>続きを読む
自分で選択した道を進んでいく勇気と喜びを感じた。どの瞬間も私であることを最終的に受け入れるのは自分自身だけど、傍にいる人がきっかけを与えてくれていることを忘れたくないと思った。
総合芸術を見せつけられた!演劇を観て役者や演出、美術……いずれかのレベルが高くてすごい!となる事はあるけれど、この作品はどのセクションも質が高い。カンパニー全体が同じ水準であることは簡単な話ではない。>>続きを読む
福井映画祭から約4年ぶりに鑑賞。夢で見た様な曖昧さで、言葉や風景と再び出会っている感覚、自由浮遊惑星のような作品。上手く表せなくて、観た後ずっと言葉を探している。港の青さ、コンテナ、音楽が好き。
①>>続きを読む
対話の時間。物語としては少し優しすぎる気もしたけど、こういう優しさが日常の中にもっとあると良いなって思った。あんな大人になりたい。