【壊され、忘れ去られるもの】
「ペンギン・ハイウェイ」「泣きたい私は猫をかぶる」などの"スタジオ・コロリド"の最新作だ。
2作を観て思ったのは、このスタジオの作品は私は苦手な事が分かってしまっ>>続きを読む
【12の人格が語るものは】
※田辺・弁慶映画祭 俳優賞(倉嶋カレン)受賞作。
和歌山県田辺市にて行われる映画祭「田辺・弁慶映画祭」は、"新人"監督・俳優などを対象とした映画祭で、かつては「>>続きを読む
【私にも感情はある】
これは女性のみならず、男性にも観てほしい作品だった。
"女性蔑視…性差別…"これは徐々に改善されつつあるが、これを阻害してしまうのが、前へ踏み出せない人からの目…いわゆ>>続きを読む
【刹那的であり、永劫】
"ムコリッタ"とは、仏教用語界の時間を表す言葉であり、"ささやかな幸せ"と言う意味でもある。
"ハイツムコリッタ"……築50年の平屋式の安アパート。
そこに住む住民>>続きを読む
【願いに導かれて】
"ウラシマトンネル"
そこは、"願いを叶える"トンネル
1人の少年は、ある願いに導かれてトンネルに入る
少女は、少年とある"欲望"に導かれてトンネルに入る
しかしこのト>>続きを読む
【手を取り合うことの困難さ】
終始"哀しくなる"物語だった。
そして主要の登場人物2人("スタンリー"と"ジェボン")の性格は、共感は出来ないものの、この2人の内、前者(スタンリー)は長年の上>>続きを読む
【ありえない事】
"ありえない事'が起きた。
空の上、一つだけ動かない"雲"。
そこに潜む未知の物。
半年前の"父の死"は、その雲の中に潜む未知の物と何か関係がある。
そう確信した牧場主">>続きを読む
【手に入れて、失うもの】
※この度、約2年ぶりとなる東京での劇場鑑賞に出掛けました。今後度々、東京での鑑賞を増やしていこうと思っています。感染対策・体調管理等、これまで通りしっかりとこなしながら東>>続きを読む
【シュールの天才:カンタン・デュピュー】
[気まぐれ映画レビューNo.163]
"シュール"すぎる発想でお馴染みのフランス人監督"カンタン・デュピュー"の日本上陸作である。
世の中には沢山>>続きを読む
【自分時間は大変】
"ジョン・ハンバーグ"といえば、私は彼が脚本を務めた「ミート・ザ・ペアレンツ」シリーズが好きだった。監督作としては実は私は本作が初鑑賞で、目当てとしては"マーク・ウォールバー>>続きを読む
【あるビッチの話】
本作は、題名にもなっているデトロイト在住の一般女性である、"アザイア・"ゾラ"・キング"の"Twitterへの148もの投稿"を元に製作された、"半ドキュメンタリー的ロード・>>続きを読む
【無敵になれた時代】
とても良い"夏休み映画"だった。
「スタンド・バイ・ミー」や山田洋次監督作品や、北野武監督の「菊次郎の夏」、そして是枝監督の「奇跡」に通じる"安心感"と"感動"が入り混じ>>続きを読む
【愛国心と酒とタバコと…】
"ザ・ポーグズ"のフロントマン:"シェイン・マガウアン"……世界を見渡してみたらこんな面白い人物がいたとは…。
幼少期から"呑んべぇ"で"ヘビースモーカー"おまけ>>続きを読む
【少年と七日間の思い出】
※ポケモン映画25周年記念「ポケモン映画祭」上映作品。
セレビィ同様に、"神秘的"な伝説のポケモンとして名高いのが、この"ジラーチ"だろう。
"1000年後の千年>>続きを読む
【ポルカ】
※ポケモン映画25周年記念「ポケモン映画祭」上映作品。
TVアニメ版のED曲でもある、"パパイヤ鈴木"さんが振り付けを担当した「ポルカ・オ・ドルカ」に乗せて、ポケモン達が"踊る">>続きを読む
【生きる為に使い分ける】
[気まぐれ映画レビューNo.162]
本作の原作者は、自身も"ユダヤ人収容所"に入れられてた"ウーリー・オルレブ"と言う方だ。自身の経験なのかどうかは定かではな>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
【圧倒的破壊】
"ジュリア・デュクルノー"…彼女の描く世界観は、あのクローネンバーグをも凌駕する。
彼女の"異性に囚われない"圧倒的な"狂乱世界"は、世界中を驚かせた。
監督の前作「RAW〜少>>続きを読む
【兄弟に護られた街】
※"ポケモン映画25周年記念"「ポケモン映画祭」上映作品。
ポケモン映画の中で、"アカデミー賞長編アニメ映画賞"の最終選考に選出されるなど、高い評価を得ている作品だ。し>>続きを読む
【ソウナノー?】
※"ポケモン映画25周年記念"「ポケモン映画祭」上映作品。
本作は、「劇場版ポケットモンスター水の都の護神ラティアスとラティオス」の同時上映の短編である。
"ピカチュウた>>続きを読む
【友のために】
"三木孝浩"監督が、「夏への扉」に続いて"海外の小説"を映像化したものだ。
本作の原作を手掛けたのは、イギリスの小説家"デボラ・インストール"と言う方だ。彼女が手掛けた「TANG>>続きを読む
【汚れ仕事も厭わない】
[気まぐれ映画レビューNo.161]
この"弁護士"こそが、今の時代に必要なのかもしれない…私はそんなことを感じた。
本作は、自身も探偵である"マイクル・コナリ>>続きを読む
【あなたが知らない姿】
[気まぐれ映画レビューNo.160]
有名人には、私達が知らない"裏の顔"がある。
世間的には良い顔だけを見せて、それが存在しない時は別の顔を出す。それが、有名人>>続きを読む
【善か悪か】
「ウェンディ&ルーシー」に続き、"ミシェル・ウィリアムズ"と組んだ"ケリー・ライカート"。今度は、女性監督としては初の"西部劇"に挑戦し、ここからキャストはだんだんと豪華になって>>続きを読む
【熾烈な内輪揉め】
まさかこの時期に、"Netflix映画"を劇場で観れるとは…。
大抵、Netflix映画は秋から冬頃に公開されるのだが、今回は夏も観ることが出来た。
さて、"ルッソ兄弟">>続きを読む
【史上最弱なアッセンブル】
「シティーハンター」の実写版を手がけた事で、日本でも話題を集めたフランスのコメディアンである"フィリップ・ラショー"が、今度はハリウッドの"ヒーロー映画"を面白おか>>続きを読む
【世間ははみ出し者に厳しい】
※最近、"U-NEXT"に入会したので、昨年劇場で観れなかった「"ケリー・ライカート"の映画たち」の上映作品の残りの一作を鑑賞する事にしました。「オールド・ジョイ」>>続きを読む
【トラウマと共に仕止める】
突然だが、"マギー・Q"と言う女優をご存知だろうか?
「M:I-3」や「ダイ・ハード4.0」、そしてドラマ版「ニキータ」などに出演しているアクション女優である。
実は>>続きを読む
【壁にぶつかるシェフ達】
[こんなクリスマス映画を観た🎄2022(番外編)]
※急ではありますが、本作も「こんなクリスマス映画を観た🎄」に組み込みます
"高級レストラン"が普段どれだけ客が入っ>>続きを読む
【悪党になる為の軌跡】
「シング:ネクスト・ステージ」に続き、日本で公開される2本目の"イルミネーション"製作のアニメーション最新作は、お存じ"ミニオン"達の物語第2弾。
本作は、前作で"グル>>続きを読む
【強大な敵に立ち向かった星達】
※"午前10時の映画祭"での鑑賞作品。
はぁ……もう今日の事は一生忘れない。
だって、"ディザスター映画の超名作"を劇場で鑑賞できたのだから。とゆうか>>続きを読む
【エクストリームな世界】
※途中、私の人格が変化していますが、お気になさらず😊
まさに、"グラインドハウス"の再来と言える作品であった。
タランティーノがいかにも唸りそうな作風になっており、特定>>続きを読む
【目先の恐怖】
[気まぐれ映画レビューNo.159]
"スペイン産ホラー"で有名どころと言えば、アレハンドロ・アメナーバルにJ・A・バヨナ、そして「ロスト・ボディー」「嵐の中で」などのオリ>>続きを読む
【キャンプを通じて培った絆】
2015年から連載され、2018年と2021年に"TVアニメ化"、そして2020年と2021年に実写ドラマ化もされ、世間に"キャンプブーム"を巻き起こした画期的な>>続きを読む
記録(誰もが父親の影響を受ける。分かる気がする…)
【間違いは突然に】
「エクスペンダブルズ3」や「ヒットマンズ・ボディーガード」シリーズの"パトリック・ヒューズ"監督の最新作だ。
主演に"ケビン・ハート"、共演に"ウディ・ハレルソン"と言った>>続きを読む
【弱き者は死ぬしかない時代】
これほどまでに、今の日本の現状をリアルに描いた作品は無いと思う。
今年鑑賞した「由宇子の天秤」で描いた「世代的・精神的弱者」が汚らしい男の性の対象になるように、>>続きを読む