ももんがさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ドリーム(2016年製作の映画)

4.5

感動的実話。NASA在籍天才女性達の秘められた物語。当初は肌の色で差別を受けるも実力と行動で認めさせる。毅然とした演技最高。明晰な頭脳こそが最優先で宇宙への人類の近道。理解ある上司に恵まれて良かった。>>続きを読む

ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜(2011年製作の映画)

4.2

この時代の黒人女性といえばメイド、家政婦として働かされ選択の余地はない。南部で人種差別を告発し書籍化するのは命懸け。全世界を席捲した有意義な物語。長いけど中だるみする事なく一気に観た。

1640日の家族(2021年製作の映画)

3.8

期間限定の里子制度ってあるんだ。実子いながら預かるの凄い。主演坊やは天使だし家族も優しい。ママの溢れんばかりの母性愛、キスとハグも素敵。育ての親と実の親、どちらと一緒が子供の幸せか考えさせる作品。

怪物はささやく(2016年製作の映画)

4.0

わかっている悲劇を待つなんて泣けた。不治の病で入院中の母と孤独な息子。彼の元に木の姿をした怪物がやって来る。母の絵が精霊となって寄り添ったのか。深い話で彼を支え大人になるのを手伝う。ダークファンタジー>>続きを読む

LOU(2017年製作の映画)

3.5

学校友達の大事な物を奪ういじめっ子。落とし物入れが制裁を加える。擬人化された箱の中身達。協力し合って持ち主の元に帰り喜ばれる。与える喜び。いじめっ子の大切なものとは。

ループ(2020年製作の映画)

3.8

’LOOP’とはスラングで変わった人。自閉症の方は相手の言葉は理解出来るが、機能の問題で自分では表現出来ない。もどかしくて癇癪を起こす。絵を描いたり指差しスマホなど、独自伝達手段を模索する。話せないの>>続きを読む

ジャック・ジャックとエドナおばたん(2018年製作の映画)

3.7

無敵の赤ちゃん凄すぎ。ディズニー技術を総動員して変身しまくり。スピード感も素晴らしい。子守のおばちゃんは疲れ果てたね。最初のお城シーン。定番とカスタマイズ版あるの楽しい。

心をつむいで(2018年製作の映画)

3.7

オフィスで毛糸玉が勤務する設定が斬新。苦労して馴染んだ所へ同じ仲間が入社。捨て置けず勇気を出し手を差し伸べる事が出来るのか。色々考えさせられた人は多いはず。くどくなくシンプルゆえに刺さる。

殻を破る(2020年製作の映画)

3.7

マイノリティ関連はショートでないと収益面で難しいのかも。実話でのカミングアウト。わんこを使いファンタジー仕立てにしてる。我が子が幸せならそれが一番。理解ある両親の無償の愛。

ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

3.5

申し訳ないが合わなくて途中で寝落ちした。人生の煌めきを気難しいバディと捜す物語。好みが分かれるかも。オスカー受賞の深い作品だとは思うが、どうにもごめんなさいだった。

風に乗る(2019年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

韓国移民のハルモニがベース。異国で子や孫へ良い教育を与えるため彼女は懸命に働く。風呂敷の結び目は全て暗示の絆。独り残り孫に食糧だけ送る。犠牲になった人生は哀しかったのか。喜びだったのか。

宙を舞う(2019年製作の映画)

3.7

周囲と違う子に捧ぐ物語。マイナス面で目立つ事を指すように感じる。本作では風に舞える事で柔らかく表現している。が異様な目で見られるのは同じ。愛する我が子を受け入れ勇気を持つ様伝えてる。

エンパイア・オブ・ライト(2022年製作の映画)

3.8

英国海岸沿いに佇む映画館エンパイア。従業員達の様々な人間模様が描かれる。人種差別女性差別セクハラてんこもり。映写室の描写が一番興味深く楽しめた。

アンダーグラウンド(1995年製作の映画)

3.7

長過ぎて睡魔と闘いつつ完走。事前知識のない旧ユーゴスラビアでのお話。ナチスによる占領からの長きに渡る逃避行。二つの家族が地下に潜伏しつつ生き存える。耐久生活の象徴的表現に感じる。ラストの妙な解放感が印>>続きを読む

世界でいちばん貧しい大統領 愛と闘争の男、ホセ・ムヒカ(2018年製作の映画)

3.9

資本主義は悪との信念の人ムヒカ。闘争時の銃槍で満身創痍。13年の収監後に大統領就任。辛い体験が糧になったと言うのが凄い。極貧率を削減すべく救済措置に奔走。私の司令官ドンホセ、だから国民は熱狂する。

あなたの名前を呼べたなら(2018年製作の映画)

4.3

人間扱いされない未亡人の哀しくも切ない物語。貧しいメイドと裕福な主人。想いを寄せ合うもカーストに阻まれる。愛しているからSIRではなく名前で呼んでと懇願される。呼びたくとも呼べない彼女。対等なら夢は叶>>続きを読む

コンフィデンシャル/共助(2017年製作の映画)

3.8

お気に入りツートップ。北のエリート刑事と南の熱血刑事。眼福ヒョンビンと名優ユヘジン演ずるバディもの。イデオロギーの異なる北と南の刑事が、訳あって共に重要犯人を追う。徐々に芽生える刑事の絆が見どころ。

トイ・ストーリー・オブ・テラー!(2013年製作の映画)

3.8

スピンオフ作品面白かった。お出かけ途中のモーテルでの冒険話。狡猾な支配人に次々と捕まるおもちゃ達。ペットのイグアナがリアル。不慣れな場所は良い子にしないと。小気味良いラスト。

127時間(2010年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

やっぱり生き延びる道はそれしかなかったか。究極の選択を迫られ実行出来るの凄過ぎ。無防備過ぎて呆れる。理解不能なのは生還後も懲りずに出かけてる。教訓はあれどロマンは全くない。実話だが家族気の毒。

ワンマンバンド(2005年製作の映画)

3.6

起承転結しっかりしてて面白かった。2人の大道芸人の楽器は凝っていて笑えた。金貨一枚で大人をもて遊ぶ女の子。なかなかの存在感でこましゃくれてた。

マジシャン・プレスト(2008年製作の映画)

3.3

シルクハットとウサギのマジック。腹ペコじゃ仕事出来ないウサギ君。マジシャンは失敗の連続。なのに拍手喝采なのがシュール。

ゲーリーじいさんのチェス(1997年製作の映画)

3.7

晩秋の公園でチェスをするゲーリーじいさん。孤独を楽しめる人。節くれだった老いた手が味わい深い。彼はポーンの色と老眼鏡で一人二役を演じ分ける。いちいち席を移動するのが笑える。チェックメイト宣言するのはど>>続きを読む

私ときどきレッサーパンダ(2022年製作の映画)

3.5

もふもふレッサーパンダは可愛いけど、お話は好みじゃなかった。この監督の作品パオが良過ぎた。中国系移民や思春期、両親友人など確かに共通事項は多い。共感出来る年齢を過ぎているからかもしれない。

ボクのスーパーチーム(2015年製作の映画)

3.6

実話に基づいた物語。熱心なヒンドゥー教徒の父と馴染めない息子。ある事をきっかけに理解を示すようになる。親が信心してるからと素直には従えない。宗教は難しい。

月と少年 / La Luna(2011年製作の映画)

4.3

何て素敵なお話と映像美なんだろう。月面を覆うのが無数の星という発想が素晴らしい。スローモーションが効果的。主人公達の三者三様のやり方笑える。親子3代に渡る幻想的な仕事がラストで明かされる。

バオ(2018年製作の映画)

4.5

凄くリアルで愛情溢れるオスカー受賞作品。中国移民監督で脚本も良く料理どれも美味しそう。包子は中華まんの他に宝物の意味があるとの事。親離れ子離れと母の無償の愛。赤ちゃんパオ可愛く親目線で観させて貰った。>>続きを読む

愛犬とごちそう(2014年製作の映画)

3.7

独身男性の恋物語をワンコ目線で見たお話。だからか上を見上げる姿が多い。ワンコ食生活はジャンク多く健康に良くなさそう。飼い主男性の家族構成に、ワンコの食事が反映してて笑える。

猫とピットブル/キットブル(2019年製作の映画)

3.7

絵は余り好みじゃないけど脚本良かった。愛されてない野良猫と飼い犬。意気投合した2匹は逃亡する。果たして愛してくれる人に出会えるのか。犬の虐待切なかった。飼う意味わからん。

イージー★ライダー(1969年製作の映画)

3.7

以前に鑑賞。前輪が長いバイクと曲が記憶にある。ベトナム戦争のトラウマ。自由気ままな生き方は、排他的な田舎にそぐわなかった。

イード(2021年製作の映画)

3.4

ムスリムでパキスタン人の移民一家。当然米国には独自の祝日がある。ラマダン祝日イードに学校職場は休めない。覚悟の移民とはいえ姉妹は混乱する。親のフォローがあれば良かったのに。郷に入っては郷に従えを実行し>>続きを読む

最後のチュパカブラ(2021年製作の映画)

3.7

Disney Launchpadシリーズ攻略中。今回はメキシコ系アメリカ人のお話。チュパカブラが何ともユニーク。甘えるのも可愛い。笑って暮らせば近所の中国系のおばちゃんとも仲良くなれる。

トラになろう(2021年製作の映画)

4.0

坊やが天使過ぎて泣ける。主演は四歳の坊やとベビーシッター。助演はパパ二人のカップル。皆血縁はないだろうけど、寄り添って暮らしてる。なぜにトラになるのかは不明。

ルクソーJr.(1986年製作の映画)

3.8

ピクサーお馴染み擬人化されたルクソーのスタンド。その息子おちびで甘えん坊のルクソーJR.が主人公。コード付きスタンドの動きがやんちゃで可愛い。