キャストの割に脚本イマイチ。スランプの主人公作家。くっついたり離れたりの中年カップル2組。主人公を慕う作家志望の青年と初恋に悩む主人公の息子。色々な愛の形があれど大人はズルく若者は傷つく。
つくづくやるせなくてため息が出た。絹ストッキングの訪問販売。主人公は家族のため不向きな仕事を続ける。愛する息子達は期待通りにならず。父の仕事も子の学業も不振。人生理想通りにいかない。父セリフ多い舞台劇>>続きを読む
死刑制度の是非を問うお話。無罪か有罪か。元教授死刑囚に指名された美人記者。語られる真実とは。優秀だが離婚後酒びたり女性関係はルーズ。信念を貫く死刑廃止論者達の命懸けの行動。生贄を意味する神の子羊哀しい>>続きを読む
ヨハン様の振り込め詐欺を扱ったお話。欧米ではどうなんだろう。個人情報から弱点をつき振込ませる。被害者の嘆きと加害者の罪悪感のなさ。人は’声’に惑わされ躊躇なく入金する。電話は留守電にしておこう。
子にも親を選ぶ権利がある。人里離れた森深くで暮らす一家。教育方針が独特過ぎて反抗期の子は疑問を持つ。入院中のママが死亡し葬儀に行くも現代社会に馴染めない。母発病の原因は?少年達の想い複雑。
若年性アルツハイマーは本当に怖い。記憶のみならず身体機能まで低下。脳の一部だけでなく全体が侵される。遺伝性だから発症が早いのか。良薬が出ると良い。ラブストーリーを通じ大変な病気を知った。
裕福でお金に困った事のない主人公。何とも壮大で高価なゲーム。危険過ぎて誰を信じて良いのやら。いざとなったらお金は頼りにならない。ラスト無理矢理過ぎ。こういうプレゼントは遠慮したい。
魚のはなし。主役二人の熱演と脚本が素晴らしい。流刑の天才学者と聡明な漁師青年。書物と実践の知識を交互に教え合う。蜜月は続かず両班庶子の弟子は師を捨て島を出る。それぞれの理想が頓挫し彼らは壊れていく。モ>>続きを読む
延々と捜索が続き寝落ちした。帰省先で娘が失踪し身代金請求に半狂乱の母親。後から父親も合流し奔走する。娘のシーンも欲しかった。周囲を巻き込み、果ては両親の過去の醜態が晒される。ある夫婦の話。
ハリポタのスタンドダブルに抜擢されるも、撮影中の事故で下半身不随に。代役は友人が引き継ぎスタンドトリプルに。過酷な運命なのに精神力が強く前向き。人徳故に多くの友人が集まる。映画も彼らの努力あってこそ。>>続きを読む
泣けてしまった。命の重さとは何か。子を想う父の愛の深さとは。事故の瞬間まで執拗に繰り返される時間の流れ。その後、数年前の事実が判明。天命を捻じ曲げれば修正が必要との教訓か。贖罪と輪廻。
コミュニティに属さず暮らすのは大変。辺鄙な地で盲目の母を介護する主人公。彼女は自然養蜂で生計を立て半分は蜂に残す。その暮らしも強欲で騒々しい隣人達により激変。喪失と孤独。本当に大切なものとは何かを問う>>続きを読む
これはトラウマになる。飛行機墜落に続く飢餓と雪崩。次々と危機が襲い少しずつ生命の灯火が消える。目を背けたくなる極限状態での決断。酷寒の撮影はリアルに大変だったかと。飛行機怖い。
実話。何て酷いネグレクト施設なんだろう。躾の名の下に行われる体罰と、汚らわしい教師のいたずら。愛情のかけらもなく、子供達はトラウマに苦しむ。兄弟二人は庇い合い悪魔の巣窟を抜け出す。
本日のスペイン旅行は眼福だった。プラド美術館の膨大な絵画と天井画。加えて建物そのものと豪華な内部。’芸術は日々の生活の埃を魂から洗い流してくれる’とのゴッホの言葉通り。ぜひ足を運んで観て欲しい。
仏ベストセラーでタイムスリップもの。ピョンヨハン良き。一緒にいると不幸になる運命の恋人達。医師となった主人公はそれを阻止すべく過去に戻る。男性二人の想いは年若い彼女を見つめる事で同化する。
お洒落でほっこりした作品。監督ならではの可愛いセットと衣装、カメラワーク。今回は野外ボーイスカウト活動。駆け落ち二人の独特の逃避行。凸凹仲間と何気に優しい周りの大人達。楽しめた。
じわじわ来る。主人公は欧州で成功し、数十年ぶりにアルゼンチンに帰省。大歓迎を受けるも全ての要望に応じられない。期待値の高さから不満は増幅し、講演会参加者も激減する。やっぱり田舎の人間関係は大変。
動物的本能の食欲色欲凄い。その限りなき醜悪さを描く。前衛的過ぎて上映出来たのが不思議。レストランでの舞台劇。部屋ごとに異なるライトと衣装。後半から衣装代節約。暴言夫と浮気妻の恐ろしきはボナペティ。
パクソジュン見たさで、普段余り食指の動かないオカルト映画を。無宗教の主人公はバチカン司祭と共に薄気味悪い邪教の主と戦う。アクションシーンが凄かった。悪魔払いは腕力で。
実話のベルンハルト作戦。戦争には莫大な費用が必要でナチは紙幣贋造を計画。収容所の特殊技能者を召集し、英経済混乱のためポンド偽造させる。仲間との意見の相違や敵との駆け引きが見どころ。
胸が一杯になった。生命とは共存共栄とは食物連鎖とは。動植物全て人智及ばぬ大自然の営み。動物は植物を助け報酬を受け取る。モフモフ犬や家畜、害獣駆除の猛禽類や鴨も良かった。広大で素晴らしい映像美に感謝。
誰しもが被害者。レバノン首都ベイルート。地元レバノン人と難民パレスチナ人が些細な事で争いに。個人から民族問題へエスカレート。遂に裁判沙汰になり明らかになる出生の秘密。過去の凄惨な事件。弁護士親子大奮闘>>続きを読む
イムシワンはこういう役合ってる。本当に演技上手。朝鮮戦争孤児達による合唱団。音楽が得意な主人公少尉は責任者に。紆余曲折の末に前線を慰問するまでになる。未来を担う子供達を危険に晒すの切ない。
少年は社会科の課題に選び挑戦する。pay forward 善意を次に引き継ぐ。助けて貰ったら3人助ける。世界平和も夢ではない。彼は悪戦苦闘する。善行は理想的だが、ラストなぜにそうなる?
タラはフライが好き、フライが好き。真夜中に騎士が打つ。時は第一次大戦末期フランス。独軍が仕掛けた爆弾を英軍通信兵が解除の任務に。彼は精神病院の仏人達に振り回される。狂気とは何かを問う。
心のビタミン映画のひとつ。パリの一流高校から郊外中学に赴任したベテラン教師。格差に翻弄されるも徐々に生徒の信頼を掴む。退学寸前の生徒を救う裏ワザ良き。人生の恩師との素敵な一期一会。
戦争は嫌だPTSDになる。一流大合格の優秀なヒロイン。だが戦争が勃発し男性達は志願兵に。彼女も従軍看護婦になる。そこは凄惨な場所で医療体制も脆弱。実体験を小説にする事で過去と決別出来たのだろうか。
独身中年男性と思春期少年。他人同士が親子になるのは大変。束縛と嫌悪。それぞれ幼少期に受けた愛情の深さは正反対。時に衝突しながら心は寄り添ってゆく。セカンドベストに甘んじる気はない。子役君名演技。
時は独立まもないオランダバブル期。人々は絵画と球根に一喜一憂する。それを舞台に画家と貴婦人の恋が侍女の視点で語られる。したたかな彼女は人生の勝者。望むものは簡単には手に入らない。
アランポーのどんでん返し。舞台はイギリスのアサイラム。医師と患者の隔てない生活が医学生には衝撃だった。彼らが入院に至った理由とは。誰が正常で誰が異常なのか。最後までわからない。院長演技さすが。チェック>>続きを読む
カンピオーネカンピオーネ!交通違反で社会福祉活動をする主人公、障害者チームのバスケ指導者に。オーディションで障害を持つ人達10人選抜。台本に修正を加えたとのこと。双方チーム共バスケ上手。
第二次世界大戦フランス。独人将校と仏人女性の束の間の恋。結局は敵味方として戦禍に飲み込まれる。作者は収容所で死去したユダヤ人女性との事。どんな思いで綴り執筆に救われたのか。何度も修正し直した原稿に胸が>>続きを読む
葬儀取材のため’その時’を待つ不謹慎な人々。主人公は電話のため丘に登り、少年は学校でテストを受ける。間接的に聞く瀕死の祖母容体は一進一退。命を軽んじてはならない。他にはメッセージ性を感じなかった。