バス行っちゃったさんの映画レビュー・感想・評価

バス行っちゃった

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明日のたりないふたり 特別版(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

面白いことをするから笑ってください、ではなかなか笑えないので、この面白さはドキュメンタリーな部分からこぼれ落ちてしまったものですよ、というのをなんとか作り出さなければならず、さりとてドキュメンタリーな>>続きを読む

METライブビューイング2021-22 テレンス・ブランチャード「Fire Shut Up in My Bones」(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

CMなんて見せられても、パンフ買う余裕もない奴にロレックスなんて。ぐ。

休憩中の映像だったりなんだりのおまけ充実でライブビューイングとしての満足度はずば抜けて高かったし、よく知りはしないけれども歌劇
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クライ・マッチョ(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

てっきりイーストウッドがクライマッチョする映画だと思ってたのに、AV(アニマルビデオ)ならAV(アニマルビデオ)って言っておいてくれないと困るよ。マッチョ、クソカワやんけ。

マイクの皮を被ったパブリ
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リスペクト(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

エレベーター内のあの一撃は人として最低だったが、斬影拳の初歩としてはそこそこだったのではないかとか思ってしまった己を恥じる。

よかったはよかったんだけど、個人的に原作ものだったり、こうした伝記物だっ
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MONOS 猿と呼ばれし者たち(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

なるほどテーマは重く、それが生々しく効果的に描かれていたとも思うのだけれど、それだけというか、いくら質が高くて興味深い描写であっても、テーマから演繹的に展開されていくだけで、展開したもの同士の化学反応>>続きを読む

ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ワテの見たかったプロミシング・ヤングウーマンってこっちですやんか。

最後の種明かしについてはそうでなければ成り立たない話なので飲み込み辛さとかはないものの、ミステリとしてはヒントの出し方が卑怯という
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偶然と想像(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

タイトルに偶然と入っていても物語を展開させるのに都合のいい偶然がこうも頻発するとさすがに白けるなあとかは思ったものの、タイトルには想像という言葉も入っているし、最初の話の中で空想と現実が入り混じる場面>>続きを読む

レイジング・ファイア(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

こういうものが見たい人たちが求めているほとんどが用意されており、ブラッシュアップも怠っていないのだから本来不満なんて抱きようがないのだけれども、ちょっと敵側が闇堕ちした理由がショボいというか、自業自得>>続きを読む

マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

マトリックスのその先を見せてくれるらしいので行ってみたけど残念ながらといった感じ。

同じような動きを二時間近く見せられるアクションも結構しんどめ。自虐なのかバレットタイムバレットタイム半笑いで連呼し
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キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ギミックを仕込んだアイテムや不謹慎だけどカタルシスのある殺戮演出といったキングスマンに期待していたものがあんまり出てこなかったのは少し残念。

あと、アクション映画ではよくあって、ホントいい加減なんと
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エターナルズ(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

なんか宇宙船の動きやら宇宙呼び出しシーンやらにチープさというか、ほんのりとキンザザ的な挙動の唐突感があってそこが個人的によかった。

人物の描写やドラマの表現などはさすがと思いつつも、だけど、まあさす
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ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

MCUに慣れてしまうと物足りなく感じてしまうかもなものの、手頃に見られるのでこれはこれでいいじゃないキッチン。

ただまあ、誰かを救うといったヒーローものの感じはほとんどないし、こんなことを言っては元
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サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

元のライブ映像もノーカットで見たいけど、部分だけでもまあまあな劣化具合だったし、そのまま見るのは厳しいのかな。でも見たい。

なんかこう、カッコいいというのはもちろんあるけど、それにも増して、あのフェ
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劇場版 きのう何食べた?(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

描写の質とかはテレビドラマのものと変わらないっちゃらないんだけど、場内のほかの人たちと同じシーンで笑ったり泣いたりすること自体に寛容やら多様性やらを体験できる新手の4Dみたいな効果があったので、むしろ>>続きを読む

アイの歌声を聴かせて(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

うちのSwitchにも突然AIが宿ったりしないもんかな。いやそれはそれで恐いのか。頭が古くて嫌ねえ。

劇中の風景から組織の力関係、シオンの成り立ちなど、古いものの上に新しいものを付け加えてアップデー
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べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

なんかちょっとここ最近ではトップクラスに面白かったんだけどとか言うと人格を疑われてしまうであろう感じがまた最高。

生産のための生産という現代の資本主義社会の恩恵を享受しながらもその仕組みとしてはうま
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

めんどくさいからロッカーを使わず4dで見たら、砂漠の惑星との対比のためか雨の場面がそこここにあったりしてまあまあな勢いで持ち物をしっとりびしょにされてしまい、4dがこんな本気で牙を剥いてくるとは思わな>>続きを読む

キャッシュトラック(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

スコットはますますクリント感が出てきて好みのイケオジになってきたのでそろそろリボルバーでも持ってなんかやってほしい。

一見いつもの死にそうもない奴が本当に死ななかった系ステイサム映画かと思いきや、や
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007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

映像美や映画的な間の取り方なんかは申し分ないけど、物語的には穴が多いというか、継ぎ接ぎな感じ。

マドレーヌとスペクターの関係については前作で扱われたのだからボンドも了承済みだと思っていたのに冒頭でま
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最後の決闘裁判(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

早漏しかいねえ。

今回はわかりやすい方のスコットフリーでミステリーとサスペンスの塩梅もいい意味でエンターテインメントエンターテインメントしていたし、テーマも、奇しくももうすぐ選挙というタイミングだけ
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由宇子の天秤(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

良かったから別にいいんだけど、要素の多さが気になる、みたいな。

女子高校生と教員の自殺を追うジャーナリストの話と、生徒を妊娠させてしまった塾講師の娘としての話、さらには塾生の下半身事情の話やら、怪し
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GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊 4Kリマスター版(1995年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

川井憲次の謡と街のゴミゴミ感が特に好きなのでIMAXの音響と大画面は相性最高。公開当時に劇場で見られなかったのでいい機会になりやした。

もうこれまでに色々語られてきた作品で、それなりにそうしたものに
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オアシス:ネブワース1996(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

オアシスについては、そういう凄いバンドが昔あったらしいね知らないけど、という、思い入れのある人たちには絶対聞かれたくない立ち位置にいるので、これを機会に勉強半分で鑑賞。

そういう目的だったので、内容
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シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ついにガリアンソードに代わる新たなのびーる剣系武器が現れましたな。

痛みの伝わるジャッキー的香港カンフーアクションもあれば、映像で魅せる武侠アクションもあって、大予算でもって中国語圏のアクションを丁
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フリー・ガイ(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

すげ。ディズニーよく許してくれたなあ。

ゲームデザインバイブル的に言えば問題の空間内の要素の内的価値、そのゲームの中で取り扱われている目的の到達や問題の解決だけにしか価値のないもの、経験値やゲーム内
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イン・ザ・ハイツ(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ミュージカル映画は、舞台であれば自動的に働く見做しをこちらの配慮でもって働かさなければならない(ゆえに物語との繋がりが深くなるというのもあるけど)のと、話の進みが遅くなるのに加えて、楽曲の力でもって実>>続きを読む

アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

裸足スーツで踊るおじさんがこんなにかわいいってなんで誰も教えてくれなかったんだろう。

音楽でもって訴えかけていること、たとえば差別なんかに対して、客層に当事者たちやその同階層で苦しむ人らしき姿があま
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ワイルド・スピード/ジェットブレイク(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

なぜドム達がやらないとダメなのかとか、なぜ車でそんなところに行かないといけないのか、そんなヤバい兵器ならもっと運搬頑張ってとか、ツッコミ始めるとマジでキリがない上に無意味なのでもうこちらから前のめりに>>続きを読む

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

こうした物語ではどうしてもイコライザー的な最後を期待してしまい、キャシーの運命に納得がいかないし悔しいが、いつまでも法に則らない解決に拘泥していては多様性が守られる社会など夢のまた夢なのだからと考えれ>>続きを読む

パンケーキを毒見する(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

場内はご老体で満員、終わりに拍手が起こったけれども、そもあんたらが選んできた連中なんだぞという最後の羊の部分についてこの人たちは何を感じたのだろうかと思うとモヤモヤニヤニヤしてしまった。

共産党色強
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ジャングル・クルーズ(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ロック・フェスに参戦(夏にロック様の映画群を観に行くの意)したかっただけで特に話に期待してはいなかったし、ロック様の芸のひとつである雑な落下も見られ、かわいいビッグニャンまで出てきたのだからもういいっ>>続きを読む

ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

劇中様々な乗り物に乗るけど平和裡に目的地へたどり着けたのは冒頭のひとりで漕いだ自転車など、純粋に自身のために目的地を目指したもののみで、家族や仲間など人と一緒に乗るものだったり、人の思惑によって乗せら>>続きを読む

迷子になった拳(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

まだあまり知られていない文化を紹介するのだから仕方がないことではあるものの、ラウェイがどうこうというよりは現代の総合格闘技周辺の人間臭いドキュメンタリーといった印象だったので、ラウェイについて掘り下げ>>続きを読む

ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

なんだかんだでアメゴジは怪獣プロレスがやりたい&見たいだけで、戦後の亡霊としての日本ゴジラの文脈は求めていない、というか描けないので、このくらいさっさと登場してくれた方が話が早くていい。

の割には、
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クー!キン・ザ・ザ(2013年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

不思議惑星キン・ザ・ザが存在しなかったなら面白い作品だと思えたのだろうけれども、みたいな。

実写版で個人的に好きだったおじさんたちが異星人として書き直されたことで、あのなんとも言えない間抜け可愛さ、
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不思議惑星キン・ザ・ザ(1986年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

サイゼリアにひとりでいるというだけで厳しい差別と弾圧を受ける現代のおじさん像とは異なり、おじさんと妖精の区別がなかったおとぎ話の名残が感じられる、おじさんたちがかわいい作品。

同性愛的なモチーフがコ
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