janetさんの映画レビュー・感想・評価

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マイ・エレメント(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

移民の話でもあり、公害の話でもあり、人種の話でもあり、ラブストーリーでもあり。

自然災害で国を離れる選択をした、移民の話
バーニーとシンダーは自分の意思ではなく、住む家が無くなって、身重のシンダーを
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ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ド派手エクソシストムービー。
宗教的にもエクソシストというものについては詳しくないが、必殺技のように祈りを唱えるエクソシスト、ド派手な演出は見ていて少年ジャンプを見ている時の高揚感があった。
トーマス
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カラーパープル(2023年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

黒人社会の歴史、女性の解放、宗教観、シスターフッド、さまざまなテーマが盛り込まれながらも、セリーという1人の女性が抑圧されて失っていた自分の人生を取り戻していく物語。
置かれている立場や時代背景は違え
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ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

前々からいろんな人におすすめされていたが、見れておらず、リバイバル上映で鑑賞。

名作のラブストーリー。
夫はあまりラブストーリーは苦手で見ない人だが、この作品はラブストーリーの自分のイメージを覆した
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終わらない週末(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

パニック映画の導入にフォーカスして丁寧に描いた作品。
何かが起きはじめている、と登場人物たちが気づくところで物語が終わる。
どうにも解決しない物事を目の前にしてそれぞれ登場人物がどう動くか。
アマンダ
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千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)

4.5

ジブリ作品の中で本当に1番大好きな作品で、セリフも次の展開も覚えきってるくらいに何度も見返している作品なのに、初めて見た時みたいに楽しんで鑑賞した。

dボタンで宮崎駿監督のこの作品への想いを見た。
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ホリデイ(2006年製作の映画)

4.0

今年のクリスマス映画。
王道のラブコメからしか摂取できない感情がある。

恋愛でどん底まで落ちた2人の女性が、家を入れ替えることで新しい環境に身を置いて、今までの人生の悪い連鎖を断ち切る話。

アマン
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Renaissance: A Film by Beyoncé(2023年製作の映画)

4.0

夫の推し活に同行。
1人の強い女性の力強いメッセージとステージパフォーマンスを見た。

舞台装置や衣装もそうそう見ることはできないほどのド派手なスケールだが、それ以上にビヨンセ自身の歌唱力や自分の魅せ
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ウィッシュ(2023年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

期待値を下げていったが、その期待すらも下回ってしまった映画だった。
というか、惜しい。歌と映像はとても良かった。アリアナデボースの迫力ある歌、クリスパインの美声。今までにない新しいアニメーション。良か
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ズートピア(2016年製作の映画)

4.0

金曜ロードショーで鑑賞。
モフモフフワフワの動物たちが織りなすキュートなドタバタ警察モノ。
かと思えば、社会の分断を肉食動物、草食動物というわかりやすい構図を使って描く。しかも、今回虐げられているのは
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プリンセスと魔法のキス(2009年製作の映画)

4.5

個人的にディズニープリンセスのなかでティアナが一番好きなのだが、なぜ好きなのか改めて気づいた。
愛する人を見つけて、尚且つ自己実現も叶える、そこにわたしは憧れを持っていたからだと思う。
よくばりだけど
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ナポレオン(2023年製作の映画)

3.5

ゴリゴリの伝記物。個人的には3時間は長かった。
ナポレオンが指揮した数々の戦いを描きながら、ジョゼフィーヌとの切るに切れない腐れ縁の描写を挟む。
戦争シーンの迫力は流石で、圧巻された。アウステルリッツ
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ノートルダムの鐘(1996年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

金曜ロードショーで10年ぶりくらいにフルで視聴。
まず、歌が良すぎる。壮大な歌と石丸幹二の風格ある歌声を久しぶりに聴いて圧倒され、アニメーションの豪華さもあり、オープニングから引き込まれた。アランメン
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ザ・キラー(2023年製作の映画)

3.0

淡々と仕事をこなしていく、仕事を一つミスしてしまった殺し屋の話
大きな殺しをしているはずなのにどこか静かで、派手さがなく、登場人物のセリフの言い回しが村上春樹の小説を読んでいるみたいだった
途中眠くな
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キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

【あらすじ】
石油で富を手に入れたインディアンの部族(オセージ族)とその資産を搾取しようと画策する白人の話

【感想】
世界仰天ニュースの3時間バージョンを見ているかのようだった
長くて集中力が切れる
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マーベルズ(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

キャプテンマーベルから、ミズマーベルへ
キャプテンマーベルから、モニカランボーへ
繋ぐための物語
2人の物語はここから始まったけど、キャプマの孤独は続く…そこが個人的には切なかった。

グース軍団が可
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劇場版 きのう何食べた?(2021年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

ケンジとシロさんのお互いを思いやる気持ちが2時間かけて丁寧に描かれた映画だった
ストーリー展開としてはいつものドラマが4本分入ったような何気ない2人の日常だが、一貫したテーマとして「家族」「思いやり」
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

意味わからん武器で意味わからんアングルのアクションシーン、良かった。
ドニーイェンは盲目役をやりがち。
キアヌのイェァ。

カレとカノジョの確率/一目で恋に落ちる確率(2023年製作の映画)

4.0

オシャレで可愛くてちょっと切ない始まりの物語だった

見ている途中気づけなかったが、ベンバーディだった。キュート。

ミセス・ハリス、パリへ行く(2022年製作の映画)

4.0

穏やかだけど華やかでワクワクした。
ロマン、夢が詰まっていた。
誘惑。

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

タイトルとアオサギだけが書かれたポスターしか情報はなく、どんな話かも一切把握しないまま劇場に足を運ぶという経験をできたことが貴重だった。
宮崎駿、スタジオジブリというブランドだからこそできたマーケティ
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名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)(2023年製作の映画)

4.0

哀ちゃんをますます好きになった映画
今までの映画の中でも特に設定が凝ってて、尚且つ黒の組織の話も盛り込まれていてダレることないストーリー展開だった、おもしろかった。
ただどうしても半笑いになってしまう
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

これから違う形でガーディアンズオブギャラクシーは続いていくかもしれないが、vol.1からずっとわたしたちが見ていたガーディアンズオブギャラクシーの物語の最終章

メンバー同士の掛け合いのテンポの良さ、
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イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

イニシェリン島の精霊

鑑賞後に出てきた感想はまず「分からん」
コルムがパードリックを退屈な人間だと突然突き放すそのタイミングが「分からん」
なんで楽器を演奏するための指を切ってまでパードリックを嫌悪
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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

スピルバーグの映画監督としてのアイデンティティが確立されていく過程を描いた作品。

映画は真実を映し出す。
キャンプフィルムで撮られた映像のなかに母親の不実という真実が映し出されていた。しかし、編集し
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

物語の大筋としては、主人公エヴリンの娘ジョイの、愛されたい認められたいという承認欲求が世界を揺るがす悪へと昇華されていく、壮大な母と娘の仲違い
自分の経験と少し重ねてしまった
母親に反抗するのは、認め
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バビロン(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

過激で大胆な作品、下品な描写が多すぎる感はある
デアミンチャゼル節のカメラワーク、音声・映像共に敢えて作られている余白に引き込まれる
序盤のパーティーやギャングのアジトの地下のシーン、ラストの映像を切
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PLAN 75(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

テーマ設定はしっかり決められていて、その世界線で生きている登場人物たちの日々が描かれている
登場人物たちは多くを語らず、淡々と日常を生きていて、場面背景によって心情の動きが分かるようになっていた
主人
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西部戦線異状なし(2022年製作の映画)

3.5

絶望感の連続
人が死ぬところをここまでまざまざと見ることはそう無い

タミー・フェイの瞳(2021年製作の映画)

3.5

再三言われている事だけれど、ジェシカチャスティンとアンドリューガーフィールドの演技が上手い
TVショー演者らしい胡散臭さ
現実生活での幸せと孤独感の表現
そのギャップを演じ切っている

宗教系の知識が
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