onoさんの映画レビュー・感想・評価

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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

4.8

あー最高
終始ドタバタコメディ
共に働いたから絆は必要ない!

最高殊勲夫人(1959年製作の映画)

4.1

婚活戦争
当時の暮らしが繊細に描かれてて好き
特に満員電車のシーン長くて好きやった

メッセージ(2016年製作の映画)

4.0

未知に対して言語学的、文化人類学的アプローチから挑む、その本質的なところはまずは身体的な会話から始まっているようで面白かった

始まりも終わりもないという冒頭の言葉は
文明と文化の対立的に考えるのでは
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百万円と苦虫女(2008年製作の映画)

5.0

学校、ムラ、血縁、共同体、生産、お金と言った定住することで選び取られる逃げられない社会の苦しさが生々しくて良かった

鈴子は、このような定住社会に対して遊動する事で脱却しようとするが、どこにも属さない
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枯れ葉(2023年製作の映画)

4.2

葉っぱも爆弾も恋にも落ちる
エンドロールで述べられたように落ちる瞬間一瞬の輝きは放たれる

ニヒリズムとは違う在り方を示していたように思える。
嫌いなところしか明かされず、どこが好きか明かされず物語は
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ほつれる(2023年製作の映画)

3.8

線的な各々の人生は絡まる事に対してほつれることもある。
車のシーンが印象的で
目的を持たない運転は、なにに縋って進んでいたのか

さかなのこ(2022年製作の映画)

4.3

好きなことをやり続けることの求心力
同時に映像では得られない辛さなどあるのだろうと思われた

全体として、本筋と脱線がいいバランスで見やすかった。

ゴーストワールド(2001年製作の映画)

4.4

一切妥協しないことで生まれる弊害
自己だけでは確立しえない世界
生きるのが下手なのか、素直で美しいのか
最後に選ぶ逃走線は正解なのか

老人が乗り込むバスは死を意味していたように思える

カモン カモン(2021年製作の映画)

4.5

叔父と甥の対話によって2人の関係、その周縁との関係が徐々に変化していく様が美しかった。

C’monの意味合いが段々近くなって最終的に、向き合うこと、先に進むことになっていくのがよかった。

アメリカ
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アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

4.1

みんなで宇宙船眺めるシーン大好き
目覚めるには眠ることだ

カメラワークと色使いが良くて内容分からなくてもずっと見てられる
どこからがリアルでどこからがフィクションか分からない感じも面白かった

ノッティングヒルの恋人(1999年製作の映画)

4.2

惹かれ合うまでの速さが面白い
異なる世界の2人の自由を獲得するまでのラブストーリー

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

4.4

表情や仕草で見せない見せ方に驚かされる。
2人の関係が家族とも言えない曖昧で危険な関係なように見えてとてもソワソワしてた

メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

3.4

芦田愛菜がすごい!

学校で放ったずるいって言葉は男からはなかなか出ない感覚やなと思った。

縁側の物の配置が恣意的すぎて気になりすぎた

映画:フィッシュマンズ(2021年製作の映画)

4.1

佐藤伸治の人間的な側面を知れて良かった。

自分は大衆にとって売れる音楽ではないが、誰かの人生を変えうる音楽を作っている自信があるって言葉に痺れた。

怪物(2023年製作の映画)

4.3

世の中を多面的に見ることの難しさ、多様性の世界
時折映る諏訪湖が、どこにも無い開かれた世界で美しかった
アイロンとか、電車とか日常の音を不気味に感じさせられるのすごい

脚本は綺麗で分かりやすいんやけ
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オーバー・フェンス(2016年製作の映画)

3.9

色んな境をどうやって超えていくか
自省であったり、人と話したり、人を愛したりちょっとした積み重ねが大事

職業訓練校と動物園という異色な組み合わせも面白いし
函館自転車で乗り回してるのも見てて面白かっ
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逆噴射家族(1984年製作の映画)

4.8

穴を穿つ事で家族を救おうとする父と社会病を患った家族との紛争物語

穴を穿つことは社会を変えうるか
また、壁や床がなくなった世界では何が起こるのか
色々示唆的で面白い!

内容に比べて終始めっちゃコメ
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ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

3.7

どう考えても最高のラスト

貧困層の苦悩と欲望を受け止められるか

(2017年製作の映画)

4.4

気まずい感じ凄い
シェービング混ぜてるシーンえろい
最初電話なっても取らないくらい適当だったのに
最後身だしなみ整え直すの好き

オーバーナイトウォーク(2019年製作の映画)

3.6

無条件に一緒に歩いてくれる人って信用できる。

最後の手信号のシーン良かった

海街diary(2015年製作の映画)

4.6

季節の移ろいと街の思い出が沢山重なって嬉しい。
街にいろんな居場所があって、思い入れがあるだけで幸せ。

海へ行くつもりじゃなかった(2017年製作の映画)

4.2

何も考えずに天満歩き回るとことか
海辺でタバコ一緒に吸うシーン
中津駅前でごねるシーンとか
その街とそのイメージが重なっててよかった。

海行く過程とか戻る過程は全部省かれててそこは大事じゃないんやな
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冬冬の夏休み(1984年製作の映画)

4.2

ラジコンと亀を戦わせるみたいに
近代化の波がちょっとずつ田舎に迫ってきて、子供の遊びや、老街がこれから失われていきそうな予感と人間の生きる力強さみたいなのを同時に感じられてよかった。

歳をとることで
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.1

難しすぎる!
でも、映像が分かりやすい分
意味わからなくても面白いのすごい

愛のむきだし(2008年製作の映画)

4.3

最後病院のソファで握手するシーンが凄かった。

教会で合唱する空洞です好きやった

あと、あなたの空洞は何ですか?からの
蝉の抜け殻が最高でした。

意味を求めて無意味なものがない
それは空洞